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【第75回 正倉院展】|Shoso-in Treasures|@奈良国立博物館2023

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こんばんわー

先日、ついに行って来ました!

【第75回 正倉院展

おかげ様で奈良博の「メンバーシップ会員」の特別鑑賞会の抽選に当選いたしまして、

研究員さんによる講座を受けた後、正倉院展を観覧という・・

なんとこれが全て「無料」!つまりは「ご招待」といったところですね(#^^#)

これは嬉しい!ありがたいですね~!めちゃ幸せ(#^^#)♡

奈良公園界隈は相変わらずの外国人観光客がすごくて・・日本人の姿が見当たらないような気がします・・(・・;)

みんな、一様に鹿と記念撮影をして楽しまれていました(^^)

 

 

 

おっ・・

なんや正倉院展限定の弁当などまで販売されておるんか~い・・^^;スゲー

博物館前の敷地には特設会場まで設営されて・・賑わってますねえ・・(゜゜)!

いや・・こんな人がおる奈良博初めて見ました・・(◎_◎;)めちゃ混んでる・・・

正倉院展グッズ特設売り場まで出現しちょる・・(◎_◎;)wao

今回の展示の目玉品がガチャになってる・・!

これは魅力的かもですね~・・・仏像ならやってたかも・・・^^;笑

てゆーか・・人が凄い・・!こんな人が多い状況は私は初めてです・・!

仮設のロッカーまで設置されていて・・いやはや・・びっくりです!

さあ、いよいよお楽しみの講座です!

講演開始の45分前から受付が開始されていて、私は開演30分前に着いたのですが会場は既に7割方埋まってました・・。

ざっと見渡したところ・・恐らくアラフィフの私が一番歳若・・・^^;

女性は私よりも(ちょっとだけ・・笑)お若い方がいらっしゃった感じですが・・ざっくり、ほぼシニア^^;笑

意識高い系のシニアがズラリ勢揃いです・・笑

でも、三人くらい寝てました・・・・^^;

お見掛けしたところ、お若い先生でしたが非常に分かりやすく聞きやすい講座で、とても素晴らしかったです(^^)!

そもそも正倉とは東大寺の主要な倉庫のひとつ、ということで・・私はそれすら知りませんでした・・^^;てっきり元々御皇室の宝物の倉庫、だとばかり思っておりました・・・;

聖武天皇が756年に崩御された後、光明皇后聖武天皇御遺愛品を、ゆかりの品々を東大寺の大仏に捧げたのが「正倉院宝物」の始まりになるそうです。

a-jyanaika.hatenablog.com

約9000件の宝物が、勅封され厳密な管理をされている倉ということで、主に3つの宝物に分類されるということです。

聖武天皇への献納品(北倉)
東大寺の貢の品(中倉・南倉)
③造東大寺司関連の品(中倉・南倉)

「造東大寺司」とは大国家プロジェクトの東大寺造営における臨時の役所のようなもので、今で言えばオリンピック省みたいな感じでしょうか。

この3つに大別される宝物が、「正倉院」に厳密に収められているというワケです。

聖武天皇は史上初自ら出家し僧侶となった天皇で、かの鑑真和上から菩薩戒を受けた篤い仏教信奉者です。

そんな聖武天皇ゆかりの品が納められる正倉院に、どんな品が収められているか、を記録したいわば目録が「珍宝帳」です。

その「珍宝帳」の冒頭を飾る、一番初めに載っているという「袈裟」が

今回の目玉展示のひとつ「九条刺納樹皮色袈裟」です!

これが言わば正倉院宝物の、宝物中の宝物!との事にて・・今回の第一展示室にも大きく展開されていましたね!

この袈裟は小さな布を継ぎはぎした言わばパッチワークな袈裟。

元々僧侶は、「糞掃衣」(ふんぞうえ)と言って不要になったボロを継ぎはぎして袈裟にしていたといい、天皇にボロを着せる訳にはいかない為・・しかし作りは「糞掃衣」と同じく小さな衣を「継ぎはぎ」して作ったとされています。

そのような篤き仏教信奉者であった聖武天皇の御遺愛品だからこそ、珍宝帳の最初に載せているのではないか、との解説でありました。

更には聖武天皇一周忌法要で使われた幡(ばん)犀角杯(さいかくのつき)、楓の木で作られた「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶」螺鈿背円鏡花形合子、蛇紋岩で作られたすっぽん型の容器「青斑石鼈合子」等々・・・

まあ・・天平時代の宝物の数々が展示されており圧倒されました・・・!

琵琶なんかは今回の正倉院展の象徴的存在になってるだけあって、非常に美しい装飾が施されておりましたね・・!

写真で見るより実物は、ペグの部分なんかまるで水玉模様のようでして・・現代でもよくある洋服の模様みたいに思えました。

と、思って見ていたら視界に黒に白の水玉模様が入りましてね・・

なんじゃ?と思ってぱっと見たら・・

横からぐいぐい押し寄せるおばはんが着ていた洋服の模様でした^^;

しかし・・私の率直な感想といたしましては・・・

正直、ある程度学習してからじゃないと・・

 

「何がなんだかよく解らない・・・」

 

というのが率直な感想です・・^^;苦笑

天平の貴重なお厨子の木片なんかもですね・・・

正直なところ・・見ても単なる木片です・・^^;!

朽ち果てた布をただ見たところで・・はっきり言って現代の朽ち果てた布となんら区別がつかない・・・^^;

いや・・だからこそ学習するのが楽しくもあり・・また、今回はありがたい事に先生の事前のレクチャーもあったのでその有難みが多少は分ったという・・・。

そして実際の鑑賞については・・

 

とにかく人が多過ぎる。

 

あれじゃあ遥かイニシエに思いを馳せて・・妄想力を最大限に発揮して歴史ロマンに浸るどころの騒ぎじゃないですね・・実際・・・^^;

押すな、押すな、のバーゲンセール会場じゃあるまいし・・・

まあしかしね・・仕方ないんでしょうね・・なるべく多くの人に見させてくれようとしている面もあるでしょうし・・^^;

とにもかくにも世が世なら・・

私のような者が決して目に触れることなど出来ないお宝を拝見させていただけるんですから、ありがたいことでございます(^^)

 

と、いうことで・・

人生初の「正倉院展」堪能させていただきました(^^)

本当に、シアワセ。

素晴らしい機会をいただき、感謝いたしております。ありがとうございました!

@奈良2023

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