昨年UPした世界遺産「那智の滝」ですが、その時に訪れた「熊野那智大社」の記録です(^^)
2021年の7月、夏ですね。
幕末巡りで十津川を訪れた足で、那智の滝までやって来ました。荘厳な那智の滝を神々しく見上げた後、裏参道から登ってきました。
めちゃくちゃ暑いのと、めちゃくちゃ坂が厳しくて^^;、もうヘロヘロです・・・。
鳥居を抜けて坂を上がると・・・また坂です・・・^^;
ふう~~・・・。ちょっと一休み(老人やな・・・苦笑)
見てください・・この角度・・・。
いやマジで・・ちょっとお身体に不安を抱えておられる方とか・・本当に厳しいですよね・・この登りは・・。
到着しました・・・!
「熊野那智大社」礼殿です。
熊野那智大社の起源は、いわゆる「神武東征」ですよね。
神武一行は天照大神から使わせられた八咫烏が先導して行ったという話だったと思います。
そして八咫烏の先導により、無事大和の橿原に入った神武天皇は初代天皇として即位されたんですよね
昭和63年10月吉日、神武天皇熊野御上陸2650年記念て・・・、いつよ・・?って話ですよね・・・^^;江戸時代なんて、「ついこの前」ですね・・笑
無事に神武天皇をお導きした八咫烏は熊野の地に戻り、石に姿を変えて休んでいると言われているそうです。
この後、熊野の神々が光ヶ峯に降臨し、仁徳天皇5年、山の中に社殿を設け熊野の神々・御瀧をお遷しした、これが熊野那智大社の始まりとされているそうです。
時期は7月、参道にも紫陽花の花が咲いていましたが、花手水がとても綺麗でした。暑さでヘロヘロになった気分に清涼感を与えてくれます(^^)
綺麗と言えば、巫子さんがまた美人だらけでしてね・・・、鮮やかな朱の社殿と共に映え映えで・・!さすが熊野三山と言われる所以がよく解りました・・・^^;笑
巫子さんに見とれてしまい?写真を撮り抜かったのですが・・^^;左側に写る大きな木が御神木である大樟ですね・・。こちらもさすがの枝ぶりです・・!
幹が空洞化していて、護摩木や絵馬を買って通り抜ける事が出来るそうです。
下を見降ろすに、なるほど・・・かなり上がって来たものですね・・・。そりゃあヘロヘロになりますわ・・苦笑
何と言いましょう・・・。
私も歳を取ったということでしょうか・・・。こうした場面に、ずっと居たくなったと言いますか・・。若かりし頃ならありふれたような山の景色など、ぱっと見てスッと帰ったものでしたが・・、何というんでしょうかね・・・なんだか、そこを去りがたい気分になるんですよね^^;
よくお香の煙を頭や体に触れさせると、頭が良くなるとか、病気が治るとかって言いますけど、こちらもそうしたいわれがあるのでしょうか(^^)?
さて、参拝を終え大社を辞します。ありがとうございました。
うえ~~・・・。
下りもまた、坂だよ・・・(そらそうだ・・!笑)。
三重塔の向こうには、那智の滝が見えます。
あれが正面に見えるこの場所は、なるほど信仰の場所になりますわね。あんなものをもし人工的に造ろうとしたならば、大変なものでしょう。あれが自然に出来ているって・・まさにジオパークの人知を越えた神感を感じざるを得ません・・・!
なんかこうした池にも、神々しさを感じてしまうのは気のせいでしょうか・・^^;
今度また、訪れてみたいです。もうちょっと涼しい時期に・・^^;
本日もお付き合い、ありがとうございました(^^)