納車待ちの間、ディーラーさんが新車のインプレッサスポーツを貸してくれたので、嬉しくなって関ヶ原まで走ってきました(^^)!
やっぱクルマって、レジャー的魅力を備えたものであってこそ、出掛けたくなるものですねー。初めてスバル車に乗りましたが、まあ走りますねー!こりゃあたしかに素晴らしい!なるほど~乗るのが楽しいスバルのクルマです!燃費はたしかに良くないですねー^^;笑
と、いうことで、初岐阜です(^^)!!
誰もがご存知、「天下分け目の関ヶ原!」。正直、近畿に来るまで関ヶ原がどこにあるのか知りませんでした・・・^^;近畿に来ても尚暫くは目に付かず・・、ある時地図を楽しんでいてはっ、と思いました。ここが・・・関ヶ原だったのか・・・!と・・^^;
そして昨年?2020年に新しくオープンしたという「岐阜関ヶ原古戦場記念館」!これは面白そうじゃないですか!
緊急事態宣言により、9月末まで閉館していたようですが10月から再開していると言うので行ってみました(^^)
クルマが良いので?ちくと早く着き過ぎてしまったので、会館時間まで周囲を散策しました。
記念館のすぐ脇が、「徳川家康最後陣地」ということで、公園になっていました
を、示すのぼりがはためいています!
のぼりって、戦国感をすごいイメージしますよね(^^)
「床几場」跡だそうです。
ここで、勝利した家康は次々に運ばれてくる敵将の首級を「首実験」したそうです・・・。
私は戦国にはまるで無知ですが、自分が戦国時代にあったらとても生きていられないな・・という恐怖をそのイメージの中に持っています・・。まずもって、生首とかありえない・・・(~_~;)
「厭離穢土」!!
おお~・・・、近江の日吉東照宮で思想した家康が、ここで繋がりました・・。
なるほど~・・・。ここがまさに、天下分け目の決戦が行われた場所なんですね~!
「関ヶ原」という日本史のビッグトピックは、今まで数々のテレビ番組等で取り上げられて来ました。そこでいくつもの検証が展開されますが、現地に来るまでもっと広大な土地で繰り広げられたものと思っていました・・・。やはり実際に現地で見るのと、頭の中だけで知っているのとでは大違いですね・・・!それを改めて実感いたしました。
さあ、いよいよ開館時間になります!楽しみにしていた岐阜関ヶ原古戦場記念館へGOです(^^)
この日は事前予約せずに行ってみたんですが、運良くちょうどキャンセルが一名出た、ということで、シアターの見学も出来るということでラッキーでした(^^)!
シアター入場を待つ通路にも、壁面に映像が流れていて戦国ムード全開です・・!
この演出は、ええじゃないかっ!!ですねー!!
この武士が行軍する姿・・・めちゃめちゃ怖いです(私には)・・!私の「恐怖の戦国時代」イメージそのものです・・!
中央には信長っぽいシルエットが登場して、バッとマントをひるがえすんですが、こういう映像はすごいですねー(^^)
こういう映像を作る仕事に従事したいですね~・・!
シアターに入場すると、まずは床面に設置された大きなモニターで、地図を俯瞰するように合戦の様子が説明される映像を観ました。これがまた、面白い!!地図が大好きなので、「動く地図」とか私にとっては最高に楽しい映像でした(^^)
それが終わると映画館のような席に座るスタイルの次室に移動し、部屋を取り囲むような大型スクリーンで映像を観ます!座席がガタブル震えたりするやつです!
これがねえ・・・(~_~;)
超ビビリでやや閉所恐怖症、パニ症っぽくもあり三半規管も弱いのかぐるぐる回るような遊園地のアトラクションは無理な私には、いささか強烈でして・・・(-_-;)約9分程度の映像なんですが、所々でわなわなした気分が突き上げてくてしまうような強烈な音と映像にビビりまくり、酔ってしまいそうな(めまいを起こしてしまいそうな)場面では目をつむり・・みたいな感じでありながら・・なんとか退出することなく最後まで観れました・・(^_^;)
映像そのものは面白かったのですが、なにせ戦国恐怖症の私には演出が怖い・・^^;!つまりは、一般の方々にとっては非常に面白いシアターなんだと思います・・!(^^)
映像えお観終わりましたら、エスカレーターで二階に移動し、史料を見学いたしました(^^)
複製史料が多いですが、非常に楽しめましたねえ・・!最近私、こうした資料館での見学時間が異常に長引くようになってしまいまして・・・^^;下手すりゃ終日でも居られるくらいの感じなんです・・・
当初、岐阜城まで見学に行ってみようなかな・・なんて漠然と考えていたんですがとんでもない・・!心あるがままに見学してたら、ここだけでも一日じゃ足りないくらいでした・・^^;
特に当時の甲冑ってやつは、さながらファッションショーですよね・・!各々色んなスタイルがあり、なんか鳥の尾っぽを頭に付けたり、冷静に見たらネタみたいなものも多くて、しかしそれをクソ真面目にどころか命を賭けた局面でやってるワケですから・・、そういう部分もめちゃくちゃ面白いですね・・!
これも毎度のことながら、自分にとっての「専門分野の幕末」でない気軽さというか、純粋に楽しめる節があるんですよね(^^)幕末だと無意識に、洞察せんとする意識が働いちゃうのかもしれませんね・・^^;
史料の見学をめちゃめちゃ堪能し、最後はエレベーターで五階へ。
展望室になっていて、関ヶ原古戦場のリアルな360度のパノラマを見学できます!
説明版と合わせて見るに、非常に分かり易いです!こういうのも面白い!!
みなさんが、京都タワー?行ったけど、う~ん・・・。みたいに言う所で、心の中でめっちゃ楽しい~!面白い~!あそこがどこそこで、あそこがなにそれで・・・!と思ってずっと見ていられそうな私ですから、こういうの超楽しいです(^^)笑
あそこに見えるのぼりが立っている場所、あれが笹尾山、石田三成の陣跡です!と、生説明員の方に教えてもらい、よし、この後行ってみよう!と思ったのですが、やはりここでもいつものように、説明員さんに質問をしてしまう私がおりました・・^^;
関ヶ原後、西軍方で撮り潰されていない島津と毛利と佐竹、これ、なんでなんでしょう・・?戦国無知な私にはとっても不思議に思っていまして・・、まあなんといいますか、小早川の事もあって毛利は内通していた感ありますし、島津も結局動かなかった事を見るにそうそう敵対する気無し?的にも感じますし、やっかいだし九州の南端に圧しつけておけばいいや・・的な雰囲気も感じるんですが、じゃあ佐竹は?って純粋に疑問なんですよね・・・^^;
たしかに、秋田に左遷されてはいるものの、従来から「石田三成を助ける!」と公言していた佐竹を残しているところに、非常に謎めいた裏めいたものを感じてしまうんですよね・・・。このあたり、お詳しい方いらっしゃいましたら、教えて欲しいです(^^)!
記念館を辞し、先ほど教えていただいた笹尾山の石田三成の陣跡にやって参りました
この様相、戦国を扱ったものによく出て来る絵図らですね・・!
ここから登って、合戦場を見渡せる高台にいきます
おおお~・・・・!
見える見える、山に囲まれた土地がしっかり見渡せますね~
正面に見えているのが、さっきの記念館の展望室ですね!
あっちが松尾山、小早川秀秋の陣跡ですか・・。結構ありますよね・・・。
いや~、面白いですね~~(^^)!
こうして歴史ポイントの現地でリアルに体感している楽しさったら無いですね!
歴史巡りはそれ自体にはお金の掛からないアクティビティなので、オススメですよー(^^)
陣跡の高台で、ベンチでお弁当を広げている方などもいらして、ご地元の方かかしら、これもまたいいですねー。
ちなみに私は、西軍派でも東軍派でもありません・・^^;と、いうか、そもそも戦国の歴史そのものが解っていないので、どうこう言いようもないんですよね・・。
ただ、秋田時代にたまたま「石田三成生存説」、佐竹に匿われて隠棲説に出会って、それからなんとなく関ヶ原を、石田三成に注目するようになった感じなんです(^^)
この風景もまた、This is SENGOKU!ですよね・・^^;痛そう・・・。
キリが無いので、もうひとつだけ・・^^;!
幕末ファンとしては、そのバイブル的漫画のひとつに「風雲児たち」。みなもと太郎先生が今年、お亡くなりになられた記憶も新しいところです・・・。(ご冥福をお祈り申し上げます・・・)
先生が書かれた「幕末」は、関ヶ原から始まりました。そして、幕末の主役のひとつ、薩摩。薩摩の関ヶ原と言えば「敵中突破」、「島津の退き口」ですよね!
幕末ファンとしては、その薩摩の陣跡だけはどうしても訪れてみたい場所でありました
神明神社の裏手側に、大きな石碑が建てられていました
敵に背中を見せるくらいなら、正面から突っ込め!「泣こよかひっ飛べ!」の薩摩精神そのもので、正面切って退却をしたという島津の伝説。
とにかく打って打って打ちまくる、防御なんざ考える前にとにかく打って打って打ちまくれ!な薩摩の示現流にも繋がる気がするのですが・・、こうした薩摩武士の精神には戦慄を覚えますね・・。
薩摩には木曽川治水普請など、とかく激烈な逸話が多い気がしまして・・、あるいは会津と共に幕末期にも尚、戦国の荒々しい気風を保つ面があった、などと言われていますよね・・。
薩摩のイモ(侍)などと揶揄される中にも、それを言う側の内面にはこうした激烈な面を恐れる気分も多分にあったであろう、と思います。
いや~!しかし、楽しいですね^^;!!
こんな調子でキリがありませんので、このへんにしておきましょう・・・^^;苦笑
本来であれば、各陣跡へ巡りたいところですがなかなか見きれません^^;
そもそも、まずは戦国多少なりとも知識を持って回らないと、その有り難さもあったもんじゃない・・。と、いう事で、まずは石田三成の目線から?関ヶ原を学習してみようかと、司馬先生の「関ヶ原」を買いに行きました^^;司馬ファンを公言しておきながら、戦国ものはまったく読んでいないんですよね・・・^^;
読みたい本だらけで、いつ読めるのかは解りませんが^^;、少しずつ戦国も勉強してみたいと思います。
この地にいて、戦国にもハマったらそらもう・・・ひどい事になりますわな・・私・・・^^;
ちなみにこの時は(10月末)、「竹中半兵衛」の企画展も開催されていました(^^)
それではみなさん、今日もお付き合い、ありがとうございました!