うめじろうのええじゃないか!

幕末巡りと食べ歩き、時々うめじ論

湖南三山「常楽寺」@滋賀2021

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湖南三山巡り、3つめは「常楽寺」です。
滋賀にも国宝がたくさんありますが、こちらの本堂もまた、国宝です・・!奈良時代に建立された天台寺院で、国宝に指定された建築物が三カ所の寺にあることから、「湖南三山」と呼ばれているそうです。しかし・・凄いですよね・・。本当に歴史が凄いので、近畿のどこへ行っても圧倒される思いです・・・。

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そして、常楽寺にはこれまた国宝・・、三重塔がそびえ立っています!

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当時、近江の天台系の伽藍配置では、三重塔を配置するのが常であったそうです。先日の「長寿寺」では、織田信長によって安土城内に移築されてしまっていましたが、こちらではちゃんと残っておりました!

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う~む・・立派な塔ですね・・。奈良の興福寺で見た五重塔と非常に似ているように感じます

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塔は本来、仏舎利を安置する建物だそうですが、天台宗では「法舎利」(釈迦の根本経典の法華経仏舎利の替わりにする)を安置しているそうです。法華経の功徳による、国家安穏、五穀豊穣を願ったそうです。

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お寺の後ろ側の丘が、境内をぐるりと回るように散策出来る道が整備されていて、塔の後ろの高台から境内を眺望できました。

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国宝の本堂には、これまた重要文化財のオンパレード・・!たくさんの仏像が並んでいました・・!

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本堂に足を踏み入れると、おびただしい数の注意書きが貼られています・・。撮影厳禁、監視カメラ録画しています、従わない方は退場していただきます等々・・。そもそも由緒ある国宝のお寺で、内陣に入って見学させていただける事が珍しいのかも知れませんが、元々そう広くは無い堂内に、すごい数の仏像が所狭しと祀られていて、監視用のテレビモニタなどもある事から、なんだかドンキホーテの店内のようなイメージが湧きました・・苦笑

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それもそのはず?昭和56年の無住職時代に、風神、阿修羅王、摩喉羅迦王の三体の仏像が盗難されたそうなのです・・。国宝のお寺で無住職とかあるの・・?という疑問も湧くのですが・・、昭和56年なんて「最近」じゃん・・と驚きます・・。そのうち、阿修羅王は後に見つかり戻ってきたらしいですが、残り二体の安置場所には「盗難」の文字が貼られていました・・。これを聞くに、あのおびただしい数の注意書きにも納得なのですが、いずれにしても残念な話です・・・。

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いや~・・、「湖南三山」を巡りましたが・・、またまた歴史の深さに圧倒されてしまいました・・・。仕事でちょっと病んでいることもあり・・、重文の仏像に救いを求める気持ちも深く・・おかげ様で少し心救われた気もいたしました・・・。

しかしこんな凄い重要文化財の本物を、「モノホン」をこんなに間近に観れるなんて・・・、なんて贅沢は事でしょうか・・!昨年からのご時世的な面も大きくあろうかとは思いますが、例えば京都の有名寺院などと比べると、見学者は誰もいません・・^^;!3つのお寺を巡って、自分以外の見学者の方とすれ違ったのはたった二組だけでした・・!笑

そういう点でも、国宝や重文をじっくりゆっくり、堪能出来る贅沢さもあると思いますので、ぜひ皆さんも「湖南三山」巡ってみてはいかがでしょうか(^^)
本日もお付き合い、ありがとうございました

 

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