さあ、いよいよ「三千院」です。
一般的には、「三千院に行ってきたよ、素晴らしかったワ」というお話になるんでしょうけど、私の場合はここよりもまず「血天井」の宝泉院、それから、激ヤバ寺だった勝林院にむしろ時間を要しまして・・^^;、行楽の最後に肩肘張らずに三千院を楽しんだ、という流れになりました・・^^; 今回は、純然たる観光です・・笑
よく、京都観光と聞くと、古刹のお庭を眺めるようなシーンを連想したものですが、これまでそういうものは、セレヴィーなお金持ちの意識の高い人たちのものだと勝手に思っていました・・^^;そもそも、他所から京都に観光に来て、よほど京都通ならいざ知れず、やれどこそこを観光する、次はどこそこだ、と忙しく、じっくりと一カ所のお庭でゆっくり、なんてなかなか出来ない気もするんですよね・・。ですから、地元の方や、あるいは都会のお金持ちの方々が、そうだ、京都に行こう的に、特段観光などはせず、ただゆっくり庭でも眺めて滞在する、というイメージがあったんです^^;
それがまさか自分が、自宅から車で僅か40分程度?の所に京都の門跡の庭を眺めに来るなんて、まったく思いもしませんでしたね・・^^;人生というものは、まったくどこでどうなるかなんて、わかったもんじゃありません・・。庭とか苔とか、めっちゃええよ、と教えてもらい訪れた三千院、たしかに、まあ素晴らしいこと・・!
あ、これが例の、「わらべ地蔵」ですね。なるほど~・・・趣がありますねー
ため息交じりに庭をブラブラしながらも、実は内心、先ほど訪れた勝林院のえも言われぬ不思議な感覚が、まだまだ燻っていまして・・・、あの阿弥陀如来像はただもんじゃないよな・・、などと心の中で反芻する自分がおりました・・^^;
本堂ではちょうどこの時、新型コロナウイルス退散の祈祷が僧侶によって行われており、大勢の僧侶が部屋の中をぐるぐると回りながらお経を唱える姿には、思わず見入ってしまいました・・。ご本尊は薬師如来ですね。
三千院は天台宗の寺院ということで、天台宗の三門跡として、青蓮院、妙法院、そして三千院だそうです。妙法院はまだ行けていないのですが、行きたい場所のひとつです
お地蔵さんがたくさんあります(^^)思わず、写真に収めたくなってしまいますね・・・笑
ブラタモリの比叡山の回に、比叡山は「母なる山」という話がありましたが、いろいろな宗派の総本山として、ここから発出しているという意味では、大原も大枠で見れば「比叡山」なのでしょう、実際に訪れてみて、そういう感覚がなんとなく解ってきた気がして、比叡山=母なる山、というのが肌感覚で感じとれるような気がして、とても嬉しい気持ちになりました(^^)
この後帰りの参道で、京都名物と言えば「七味」??があちこちで売られていまして、まあシチラー、イチラーとしては買わない選択肢は無いでしょ、という事で、少しだけ買ってきました(#^.^#)柚子の香りが豊潤な、とても美味しい七味でございます!笑
あ、それと、あまりの素晴らしい雰囲気にのまれて、お香なんざも買っちゃいましてね・・^^;三千院でうめじろう、お香デビューもしちゃいました~・・・!
それではみなさん、師走の折り、体調管理に注意して、気を付けて年末・年始を乗り切りましょう~
今日もお付き合い、ありがとうございました(^^)~