うめじろうのええじゃないか!

日常の 嬉しい 楽しい 幸せを

【勧修寺】庭師が一切入ってない名勝庭園と餓鬼に食事を与える修行僧@京都2024

本記事はアフィリエイト広告を利用しています

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

 

こんばんわー

今回は2月にブラブラして来た京都は山科【勧修寺】の記録です

昌泰三年(900年)醍醐天皇による創建という「勧修寺」。

ざっと千年の歴史がある訳ですから・・いやはや・・・ほんとにどこへ行っても歴史がハンパ無いですね・・・!

こちらのお寺は京都市指定の名勝庭園として、お庭が有名とのこと。

時期はまだ花咲く季節はちょっと先の頃合いでしたので・・木々の枝が目立つ雰囲気ではありますが・・

それこそ時期となれば大勢の観光客も訪れることを思うに・・じっくりゆっくり拝観出来るのはシーズンオフの良い所ですかね・・

御皇室との関係を示すか菊の御紋が

庭園に入る門をくぐるとすぐ右手にあるのが「宸殿」です

元禄十年、明正天皇の御殿を下賜されたもので江戸時代初期の御所の建物だそうです

「千代に八千代に」

さざれ石。

各地の神社で見掛けますが・・お寺では珍しい・??

まさに千年の歴史を有するお寺さんですが・・

「山蔭」の古典神道においては「三千年ひと瞬き」ということで・・

実に3000年にてひとつの文明が終わり新しい時代に切り替わるのだとか・・・

まさに今がその「切り替わり」の時期なんだそうです・・|д゚)

縄文の世界を旅した初代スサノオ 九鬼文書と古代出雲王朝でわかる ハツクニシラス【裏/表】の仕組み [ 表 博耀 ]

価格:2420円
(2024/3/21 13:52時点)

 

書院の前庭に入ってみます

おわっ・・なんかお庭の木々がもっさんもっさんです・・^^;笑

むかし・・・

ウチの弟が生まれた時・・の頭髪のようで・・・^^;

まあね・・髪の毛どうとかしても反り返って反り返って・・髪の毛と同じくまあきかないのっ・・^^;!笑

まだ寒い2月のとある日でありましたが・・・

書院の縁側にお日さまが照らしてくれましたので、ちょっと腰掛けてお庭を眺めさせていただきました(^^)

はは~・・・なるほど・・

背面にある山を借景した自然美を楽しむように造られているのですね!

「千年杉」前方100mってどれのことだろう・・^^;?

あの塔に右手に見えるちょっと頭が突き出した木のことでしょうか・・・

そして幕末ファンとしては外せない水戸光圀公(水戸黄門)寄進の灯篭!

ってか・・・

このわっさもさな低木の葉で覆われて全然見えない・・・^^;

向こう側に回ってようやく頭が見えました^^;

この光圀公寄進の灯篭、「勧修寺型灯篭」と呼ぶそうですね!

料亭とかにありそうな形状です・・笑

ちなみにこのわっさもっさな植樹は「ハイビヤクシン」というひの木科の常緑灌木で、樹齢はなんと750年と言われているそうです・・(゜゜)!

「我が国無双の名木」とのことで・・それは大変・・

失礼いたしました・・・^^;!

だんだん晴れてきました(^^)

ああ~・・・やっぱアマテラス様がお照らしになられると・・

ほんとに気持ちが良きですねえ~・・・・(´▽`*)パア~

青空に一筋の飛行機が飛んでゆきます・・・

いいですね・・・飛行機は・・・

浪漫があります・・・(*´ω`*)

ああ~・・・私も新たなる次元に・・

飛んで行きたい・・・

書院の前庭を出ると更に広い芝生のお庭が広がっていました

あれはさっきの借景の中に見えた塔ですね(^^)

独特なお顔の観音様が祀られていました・・・

そしてこちらが「氷室の池」ですね

時期的に寂しい様子でした・・・

池の中央に木があるのですが、鷺?がギャアギャアと鳴き時に飛び立ったり、時に池に降りてきたり活発に生存している様子がうかがえました

平安時代には毎年1月2日にこの池に張る氷を宮中に献上し、その氷の厚さによってその歳の五穀豊凶を占ったそうです・・

時期には蓮の花が咲くようで、桜咲く春や秋の紅葉シーズンなどはさぞや美しい様相を見せることでしょう(^^)

ん・・!

「氷室の池」の淵にあった不思議な造形物・・・。

なんやろ・・これ・・・(゜゜)

実はこの後和尚さんにこれが何なのかを教えていただいたのであります^^;

実はこちらの本堂にはご本尊の「千手観音像」が祀られており、本来ならば「ブッダ巡礼」したいところなんですが・・

残念ながらこちらのお寺は「お庭の拝観だけなんです・・」という事で・・ご本尊にお目に掛かることは出来ませんでした・・・

時期的に・・ところどころ梅の花?が咲いていました(^^)

京都市内ですともはや観光客でごった返していて・・

古都をゆっくり散策・・なんて到底ムズカシイ感じだったりするところですが・・

こちらはシーズンオフもあるましょうが・・まったく人がおらず実に静やかに拝観を楽しめました(^^)

さて、先ほどの不思議な石。

拝観を終えて帰り際、ちょうど和尚さんにご挨拶する機会がありまして・・

その際に先ほどの池のほとりの不思議な石のことについてお尋ねしました

そしたらあれは、なんでもお坊さん達がお寺に籠っての修行時に、お食事の際にその一部をあの石に置いて・・

餓鬼に食事の一部を施すんだとか・・・(゜゜)!

へええ~~!そんなのあるんですね・・!

それをお聞きしてびっくりしました・・

僧侶の方が庭に出て行き食事の一部のこの石の上に置くんだとか・・

そして、帰りには決して振り返ることなく戻って来なければならない・・

何故なら餓鬼は非常に敏感らしく・・ちょっとでも振り返る素振りでもさっ、と逃げ隠れてしまうらしく・・そうならないようにする為なんだとか・・・

へええ~~・・・・・ですよね・・!

 

そしてもうひとつお話をお聞きして驚いたのが、こちらのお庭

庭師が一切入ってない

んだそうです(゜゜)マジカ

檀家さんや関係者の方だけでこのお庭を管理しているなんてすごいですね・・!

どこかこう・・手造り感というか・・日常感が感じられたのはそうした要素もあったんだな・・って妙に納得いたしました(^^)

ということで今回は、京都山科の【勧修寺】を拝観した記録でした(^^)

アクセスは京都市地下鉄東西線小野駅」より徒歩6~7分

拝観者用無料駐車場もあるますのでお車の方も安心ですね(^^)

ちなみにこの地下鉄東西線の「小野駅」を出た所ですが・・・

西に勧修寺、東には小野小町ゆかりの「隨心院」と・・

道路の青い看板がそのまんま歴史案内板みたいな状況になっていて・・なんちゅー歴史スポットやねん・・!と自分の中で唸ってしまう歴史好きにはたまらない駅かもです^^;笑

ぜひ、地味なスポットがお好きな方は訪れてみてはいかでしょうか!(言い方っ・・^^;笑)

@京都2024

PR