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【ブッダ巡礼】目と鼻の先で重文の「十一面観音立像」を鑑賞出来る!|羽賀寺|Hagaji|@福井2024

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こんばんわー

さあ今回もブッダ巡礼】のお時間がやって参りました!

今回は「ブッダ巡礼GWスペシャル」と題しまして(単に私の興奮レベルが高いだけの「スペシャル」笑)

福井県小浜市【羽賀寺】に「ブッダ巡礼」ですっ!

阿修羅など国宝級の仏像が勢ぞろい!

この時初めて私は小浜市を訪れましたが、こちらのお寺に至る途中・・道に迷いましてね・・

いや・・いわゆる土地勘が皆無ですから・・マップの道路に沿って最短ルート(スマホやナビじゃなくて自分で判断するところの)で行こうとするじゃないですか・・

したらめっちゃトラディショナルな狭ーい路地に迷い込んでしまって・・行けば行くほど袋小路みたいな・・(;´Д`)

あんだってまあ・・歴史ある本州の路地ったら・・車一台すら通れないんじゃね・・?的な迷路みたいな道があるんでしょうかねえ・・

少なくともマップ!こうした車の通行には適さない道は色を変えて表示させるとか、もっと「私に」分りやすい仕様にバージョンアップされることを心より願いますっ・・!^^;

で、到着した【羽賀寺】!

こちらは私が仏像にハマった頃からチェックしていた「絶対行きたい寺」のひとつだったんです!

ようやくその時がやって来ました!

①「行く」と決める(行きたいと願わない)
②「車を運転する」あるいは「電車やバス、徒歩で歩く」という行動をとる
③物質のこの世、三次元の世界においては現実に実現するまで「タイムラグがある」

という「引き寄せの法則」的な流れにも沿って?1年半くらいのタイムラグの後に本日実現いたしました・・!(なんかちょっと話ちゃう気がする・・・^^;)

時はちょうど桜が咲いた頃・・

今年はやや遅かった感がありますね・・

どうも地軸がズレていることが影響しているようです・・・

広めの駐車場から正面左手をゆくと本堂があります

あっ・・!なんだあれ・・!?

めっちゃ太ったネコ(゜゜)?か・・と一瞬思ったんですけど・・

めっちゃお尻が重そうでふりふりしながら焦って駆け逃げていったたぬき・・?でしょうか・・・^^;

おおお・・・

なんかすごい・・・重厚感を感じる参道です・・・

苔むした感じとか・・

こうした感じってなかなか北海道には無いというか・・

やはりそこは歴史の深い内地ならでは・・とった感じですねえ・・・

本堂に到着!

本堂向かって左手には鐘があり、ご説明くださったお寺の方から「どうぞ良かったら撞いてください、2回ほど、撞いてから本堂へお越しください」と言っていただいたので・・ほんじゃあ喜んで・・

ごわあわああん・・・・・と

結構なお音色で。

って・・そんなん言い方あんのかいっ・・^^;?笑

マジで素晴らしい響きでした!山に囲まれた場所にて、周囲の山に木霊するかの如く・・音ですからDNAが揺すられるのが自然の摂理です!

にしても・・ウチの近所のかの高名なお寺さんでは一回100円?だか50円だかで鐘が撞けますが・・無料で「どうぞお好きに」だなんて・・お寺ですけど神ですね(*´ω`*)!

まさにこれこそが「神仏習合」!

そう、「神さまは集金しない」。笑

【羽賀寺】の創建は霊亀2年(716)ということで・・・でたよ(゚Д゚;)・・サラッと飛び出す700年代・・!すごっ・・(・・;)

奈良は東大寺の大仏造立で活躍した行基によって建立されたと伝えられています・・

なんでも・・若狭地方は「海のある奈良」とも呼ばれているとか・・!

勅願したのは奈良時代の女帝「元正天皇」で、むかしこの場所に鳳凰が飛来しその羽を落としていった・・とされることから

鳳凰の出現は泰平の証」として元正天皇はこの地に寺を建立することを命じた、という伝承が残っているそうです

このことから「鳳凰の羽」「縁起の良きこと」ということで

「羽賀寺」と命名されたそうです!なるほどー(';')

「羽賀」に「けん」が付いた「じ」も以前芸能界におられましたっけ・・^^;(余分な情報・・・笑)

にしても・・こちらに限らずどこへ行っても驚嘆するのですが・・・

建物がエグイですわな・・・

スゴっ・・(゜゜)

今の本堂は室町期のものだそうですが・・重文です

結構色が残っていると思いませんか・・!

赤赤しているのが見て取れます・・!

いやマジでスゲー・・・

と感嘆の息しか出てきません・・・(・・;)

檜皮葺入り母屋造の美しい建物は・・そのまま羽を広げて空中に飛んで行ってしまいそうな雰囲気を醸し出しています・・

鳳凰だけに。笑

しかし今や京都のお寺なんかですと・・外国人観光客等でどこへ行ってもごった返していて・・

何というか本来の寺社巡りにおけるスピリチュアリーな自分の心と対峙する世界観に没入するのが難しいと言いますか・・

そういう意味でもこちらのお寺なんか私以外誰もいないもんですから・・^^;めっちゃ本来の参拝というか・・心と向き合える気がいたしますのでオススメです!

ちなみに週末の土曜日、私が参拝を終えて辞するタイミングで入れ替わるように別の参拝者が来るまで私の「貸切」でして・・こんなすごいお寺さんだと京都あたりなんかですと週末なんか混み混みでしょうに・・

わちゃわちゃした観光チックなものを求めるのではなく、静やかに寺社巡りを楽しまれたい方にはマジで羽賀寺、オススメです(^^)!

さて!

いざ、「ブッダ巡礼」!

「十一面観音立像」にブッダ巡礼!

ぬおおお・・・・・(゚Д゚;)!!ヤッバ

(画像は若狭おばま観光協会「おばナビ」より参照)

平安前期の作とされる重文「十一面観音立像」!めっちゃ色が鮮やかに残っています!

すごい・・(゜゜)こんな鮮やかに色が残っているなんて・・・シンジラレナーイ・・!

これは長らく秘仏であった為でしょうか・・保存環境が自然に良かった・・??

至極の仏像フィギュア

元正天皇がモデルとされているせいか・・どこか優美な「女性性」を感じさせられます・・

「小浜のべっぴんさん」として有名だそうです!

印象的だったのはその優美な女性性だけでなく・・「右手」の長さです・・!

一説によると腕が長いほど古い仏像であることが多いそうですが・・こちらの十一面観音様は特に長いと感じました・・

 

この他ご本尊の脇侍を固めるやはり重文の

千手観音菩薩立像」、そして毘沙門天立像」が安置されており、こちらの二体は例の明治の「廃仏毀釈」の際に末寺の「松林寺」(廃寺)から羽賀寺に移されたものだそうです

この二体もすごいのですが・・更に本堂のご本尊の裏手には観音菩薩の変化身ということで「三十三神将」?も安置されていまして・・これまた非常に鮮やかな色が残る小ぶりなブッダ達でございました

本堂にしろブッダにしろ、こんなに色彩が残っているのは珍しいと感じました・・

これを拝見出来ただけでも眼福でありました(^^)!

さてさて・・

実はまだまだ十三湊(青森)の奥州阿部家との繋がり等々・・まだまだお話したい事もあるのですが・・^^;どうにもこうした話は取り留めも無く長くなってしまうので・・もうひとつだけお寺の方とのお話で聞いた話題を載せておきますね(^^)

なんと「鳳凰の羽が舞い降りた寺」羽賀寺に、かのコロナに世界が震撼した2020年夏・・

鳳凰が出現したとのことであります!(*´▽`*)アリガタヤー

youtu.be

こちらのYouTubeはお寺さんのチャンネルなんですが、この動画でナレーションを入れている方が今回ご案内くださったお寺の方です!

ほんまや・・|д゚)!

この雲!まさに「鳳凰」そのものですね!すごい・・(゚∀゚)!

お聞きいただいて分かる通り、本堂にてご案内くださった時にも非常に明瞭で解りやすいご説明をくださり、ありがたかったです(^^)

私一人にも関わらず・・ありがとうございました^^;!

更にお寺の境内に大きな御神木?があるのですが・・

こちらの木がまた・・

鳳凰のお姿をしているんです・・!!

ちょうど後ろの桜が、尻尾のように感じますね(゚∀゚)

お寺のYouTubeチャンネルではご住職?さんが羽賀寺について詳しくご説明もされておりましたので、ご興味ある方はぜひそちらも視聴してみてください(^^)

ということで今回の「ブッダ巡礼」、福井県小浜市の【羽賀寺】めっちゃ良かったです!

実は小浜の他のお寺さんでも同様だったんですが・・本堂の内陣にまで入れてもらえてもうほんと・・目と鼻の先まで近くで仏像を鑑賞させていただけるんです!博物館より近くで鑑賞出来ますよ!

鐘もタダで撞かせてもらえるし・・仏像も目と鼻の先まで近づいて鑑賞させてもらえるし・・そしてご案内の方がめっちゃ親切&上手なご説明を下さるのでなんだか恐縮してしまうくらいです!

ぜひ、「羽賀寺」に足を運んでみられてはいかがでしょうか(^^)

www.hagaji.com

JR小浜駅から車で約10分

拝観9:00~16:00

拝観料400円

今回もお読みいただきありがとうございました

感謝してます

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