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ブッダ巡礼【竜王観音禅寺】|Ryuokannonzenji|聖徳太子が彫った「十一面観音像」特別大開帳@滋賀2023

こんばんわー

久々の「ブッダ巡礼」のお時間がやって参りました!

仏像フィギュアの【イSム(いすむ)】

今回のブッダ巡礼は、滋賀県蒲生郡竜王町竜王観音禅寺】です!

場所は三井アウトレットパーク滋賀竜王の近くになります。

 

omi-st1400.com

先日UPしました「東近江聖徳太子の足跡めぐり」における聖徳太子ゆかりの寺のひとつの「竜王観音禅寺」。

こちらのお寺にはなんと、聖徳太子その人が自ら彫ったという「十一面観音像」が秘仏として祀られているというのです・・!

行かなくちゃ・・!!

令和4年の聖徳太子薨去1400年にまつわるイベントとして、今年に引き続いているのですが、ちょうど頃合いよろしく秘仏特別開帳の期間に行く事が出来ました・・!

 

 

 

夜間ライトアップイベントも展開されていたようで、夜もまた雰囲気ありそうですよね・・・(^^)

提灯が掛かる様相を昼間見ていても、夜の雰囲気が想像出来る気がしました。

門をくぐると・・・

「しょうどく」は「だいじ」だよ。

聖徳太子だけに(^^)笑

竜王観音禅寺」の本堂。

小柄ながらも非常に雰囲気があります・・・。

イベント期間中の為かのぼり等の装飾も多くとても綺麗に管理されている様子でした。

高台の境内から振り返ると溜め池の?様子が眺望出来て、一瞬琵琶湖を望むような感覚になりました・・。

創建は仁寿三年(853)ここより南側の小口・山中一帯に大伽藍を有していた法満寺の別院として草創されました。

ご本尊は聖徳太子が28歳の時に自ら彫られたと伝わる「十一面観音菩薩ということで、こちらを拝みにやって参りました・・!

て、ゆーか・・・

聖徳太子って仏師でもあったんですかね・・・(゜゜)??

政治家であり芸術家でもあったということですかね・・・

一度に10人の話を聞いた・・等の伝説が残る聖徳太子ですから・・天はニ物も三物も太子に与えたのでしょうが・・何でも出来ちゃう・・まるでレオナルド・ダ・ヴィンチかっ・・^^;

さて、早速秘仏を拝観させていただくと致しましょう・・!

本堂には和尚様とシニアの方がニ名、とても丁寧に遇してくださいました。

まずはこちら・・・!

聖徳太子坐像」

これは大変珍しいですね・・!坐像って・・初めて見ました・・(゜゜)オオ・・・。

こちらは飛鳥寺聖徳太子像ですが、立像ですよね・・。

平等院ミュージアムでも聖徳太子の幼少期の像というのを見学しましたが、それも立像です・・。

聖徳太子の坐像って、他では聞いた事ありません・・・。

そしてこちらがご本尊の秘仏聖徳太子聖徳太子自ら彫ったと伝わる「十一面観音像」です・・!!

おおおおお・・・・・(゜゜)!!

照明のせいもあってか・・オーラがハンパ無いです・・・!

聖徳太子薨去1400年を祈念しての特別大開帳だそうです・・!

ちなみになんと写真OKとの事で撮影させていただきましたが・・UPの許可は取っておりませんのでボカします・・^^;

時代も時代、もちろん「一木造り」。

ダブルスコアくらい時代が下った戦国期(1573-1592)、この界隈のお寺も兵火によって焼き尽くされたそうです・・・。

しかし不思議にも、こちらの十一面観音像だけが焼け残ったというのです・・(゜゜)!

焼け野原に厳かなお姿で佇んでおられた観音様のお顔は慈愛に満ちあふれ、人々の争いを憐れんでおられるようであったそうです・・・。

んんん~・・・・

すげえ・・・・。

これを聖徳太子その人が彫ったのならば・・・やっぱり太子はレオナルド・ダ・ヴィンチや・・・!^^;

周囲には三井アウトレットパークの他、湖華舞牧場なんかもありますから、「ソフトでぽん!」も楽しめます^^;!

ご興味のある方はぜひ、訪れてみていただきたいと思います。

今回もお付き合い、ありがとうございました!