こんばんわー
先日、「大阪中之島美術館」に行ってきました(^^)
いや~・・・久しぶりの大都会・・・。見上げるビル群に早やられ気味の私です・・・^^;
クラクラしちゃいますねえ~・・・;(←都会苦手)
目的はこちら。
「佐伯祐三展」です。
都会は苦手ですが・・・こうした催しを体験出来るのは都会ならではのプレバリッジですね!
ええっと・・・
これを見たらあたかも私が絵画や美術などのアートに興味があるかのように思われるでしょうが・・・
残念ながら私は絵画にはまったくの無知でございます・・・^^;(広義でのアートには非常に興味を持っております)
じゃあなんで来たんだよ・・?
ってところですが・・・
それは私が「幕末マニア」だからです^^;!
は?
幕末マニアだと何故に・・「佐伯祐三展」に行きたいの・・??
といったところですが・・
その理由はこちら
落合莞爾氏が展開する「落合秘史シリーズ」。
明治維新の裏側を洞察してゆくシリーズで、めちゃくちゃ面白いのです。
残念ながら書店では「オカルト本コーナー」等に陳列されていて・・・たしかに部分部分にはちょっと飛躍し過ぎでは・・・と私自身も思う節はあるものの・・・そのコーナーはちょっと残念だな・・・と思うところであります・・。
何故この落合莞爾氏の著書の読者が「佐伯祐三展」に来たいのか・・。
それをご説明いたしましょう。
まずは落合莞爾さんのご経歴から
和歌山県ご出身の落合氏は昭和16年(1941)生まれ。東大法学部卒業後、住友軽金属に入社。その後経済企画庁調査局へ出向し「経済白書」の作成にも携わりました。
その後、野村證券に転職され日本初のM&Aを実現されます。37歳で独立され「落合莞爾事務所」を設立、東京麻布十番で経営投資コンサルタント等の事業をされていました。
近年では日本史に関する研究をされ上記「落合秘史シリーズ」等の著作を発表されています。
そんな落合氏の事務所に、平成7年(1995)とあるご婦人が訪れて来ました。
美術品に詳しい落合氏の友人である大谷満氏に伴われて事務所を訪れたそのご婦人は、父である「吉薗周蔵」の遺品の中にあった「佐伯祐三の作品」を鑑定して欲しいとの依頼に訪れたものでありました。
というのも、平成6年(1994)に父の遺品である佐伯祐三の未公開作品37点を、福井県武生市に寄贈することになった際、東京美術倶楽部鑑定委員会から贋作指摘がなされたことによるものでした。
これに関しては当時、「NHKクローズアップ現代」にも取り上げられ「大発見か贋作か~佐伯祐三作品をめぐる真偽論争~」(平成7年8月30日)という番組で放送されました。
そしてこの佐伯祐三の未公開作品と共に残されていた膨大な書簡。中でも明子氏の父、吉薗周蔵が残した「吉薗周蔵手記」に落合莞爾さんは着目します・・。
すると・・
一読した落合氏はその内容に驚愕しました・・。
そこに書かれていた文章を解読していくと・・
そこには・・・大正から昭和にかけての日本の政界と軍部の驚くべき裏事情が書かれていたのです・・!
落合莞爾氏はこれを月間情報誌「ニューリーダー」に連載(平成8年3月号~118回)します。そしてその後、上記「落合秘史シリーズ」を世に出されました。
整理しますと、吉薗明子氏の父、吉薗周蔵が残した遺品の中に「佐伯祐三作品」と「吉薗周蔵手記」があり、佐伯祐三・米子夫妻からの来信なども多数残されており、吉薗周蔵と佐伯祐三は深く関わっていたことが分りました。
しかし、佐伯祐三側に吉薗周蔵の名はまったく出てこず・・不自然極まりないのです・・。
それもそのはず、吉薗周蔵が残していた手記には驚くべき日本の「裏側」が記録されていたからであります・・・!
このような経緯で私は、「落合秘史シリーズ」の読者として「佐伯祐三」を知るに至り・・それを肌感覚で実際に見てみたい・・!という思いから今回「佐伯祐三展」を訪れたワケであります・・^^;!
そんな私めでございます為・・・いわゆる絵画鑑賞の目など持ち合わせていないのですが・・
なんだろう・・
結構感動しちゃってる自分がおりました・・^^;
なんか・・訴えてくるものがあるような気がして・・・。
けっこう多くの来館者が見学されていましたが・・まあ・・私と同じ観点からの来館者はいないだろうとは思うものの・・^^;
30歳で夭逝した天才画家の人気というものを感じ取れました・・!
音声ガイドは佐伯祐三と同じ大阪北野高校ご出身の「有働由美子アナウンサー」でした。(私は音声ガイド借りてないけど・・笑)
いや・・久しぶりに非常に有意義な時間を過ごさせていただきました・・!
いろいろと非常に・・興味深かったですね・・!
ちょっと趣旨がズレちゃってて申し訳ないのですが・・^^;皆さまももし、歴史秘史好きな方がいらっしゃいましたら落合莞爾氏の著書を読んでみてはいかがでしょうか・・?
信じるか、信じないかは
あなた次第ですっ・・!
P.S.美術館だけに?「和レ和レ和」的なオブジェもありました。笑
@大阪2023