滋賀住みになってまず、驚愕したのが、ご近所にあった「古高俊太郎先生誕生地」碑。ご周知、勤皇の志士、古高俊太郎である。
「桝屋喜右衛門」として道具屋を営み京に潜伏し、長州のクーデター計画を企んでいたが、ある日
新撰組に捕縛されてしまう。
新撰組の屯所、
壬生の前川邸で苛烈極まる拷問を受け、ついにクーデター計画を吐露、「六月五日・・、同志集会・・・」。幕末の大事件、
「池田屋」に繋がっていくのである。
滋賀県は
守山市の旧
中山道であろうか、道幅が非常に狭い。場所によっては車が行き違えぬほどに、せまい。ここから、碑の向こう側へ入って行った所に、古高俊太郎の顕彰碑が建てられている。