流鉄
流山線というローカル路線の終点、「
流山駅」に到着しました。
慶応4年
近藤勇ら
新撰組は江戸川沿いの流山に流転します。当時における交通の要衝である川ということを改めて感じました。
流山駅前には「
近藤勇・
土方歳三離別の地」の案内板が。
ここに描かれているのはつい数ヶ月前まで在住だった
函館市は市立博物館所蔵の「中島登筆」の土方と近藤。
5月に函館で撮影した「函館リトファスゾイレ」の記憶もまだ新しく、これとのリンクに案内板を眺めひとり思いに耽ります・・。
駅からすぐの街道沿いを歩くと「
近藤勇陣屋跡」の看板が見えました。
街道から路地に入って歩を進めると、見えて来ました。
「誠」の旗とともに大きな碑がありました。「大久保大和」の変名を用いていた
近藤勇も捕縛され板橋で斬首されるに至ります。
物語に描かれる土方とのやりとりにはなにか切なさを感じ、どことなく
西南の役で担ぎ出される
西郷どんとこの頃の近藤さんが被って感じてしまう気がするのです。