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「萩往還唐樋札場跡」@龍馬をゆく2010

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日本海側の萩城から瀬戸内海側の防府三田尻港を結ぶ「萩往還」。慶長9年に萩城築城後、毛利氏によって江戸への参勤交代での「御成道」として開かれた約53kmの道だそうです。
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本当はこういう道を実際に歩く、時間に制約されない歴史散策こそが面白みの醍醐味なのかも知れませんね、以前杏さんが東海道を歩く番組、めちゃくちゃ面白く拝見しました。
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その「萩往還」の札場跡という地点が現在でも地名に残り、この近くに萩バスセンターを利用したので歩きました。藩政時代の城下町の中心地としてここに札場があったそうです。罪人の晒しも行われていた場所だそうです。
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城下町を実際に歩き(自転車でしたが・・・)、その状況を見聞して周ってこの萩往還のひとつの起点をみると、なるほど当時の町規模の感覚が解って面白いですね。それにしても山口からバスで小一時間乗って来たわけですが、更にここから三田尻まで、萩往還を歩く当時の人って本当に凄い・・。それで「やっと瀬戸内海」ですから、京、江戸への道のりって、想像を絶するものがあります。毎回毎回思うのですが、当時の人って本当に超人ですね。幕末に長州の志士たちが忙しく萩往還を行き来していたかと思うと、何とも言えない気分になりますね。


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