幕末ファンの
会津巡りとしてはここを訪れなきゃ、ということで、「みなずる号」というバスに乗って
会津藩校「日進館」にやってきました。
藩校と言えば2010年に萩の
「明倫館」、そして昨年は水戸の
「弘道館」を訪れましたが、いずれも今風に言うところの「超優秀校」。そして今回また超優秀校のひとつ「日進館」を訪れます。
しかし寒いっすね~・・・。おっと、ここにかなり大きな「
什の掟」が掲げられています。ここで見ると興奮と寒さで鳥肌立ちまくりです・・。
さあ、いよいよ門に到着しました。この日、残念ながら「みなずる号」に乗ってここを訪れた観光客は私ひとりです・・。これでこそ、いつもの幕末巡りの本領発揮といったところでしょう・・(苦笑)。
おお~っ・・・。立派な門がまえですね・・。いかにも、
会津の厳格な真っ直ぐさが伝わってくるような気風を感じます。
どど~ん、と「日・進・館!」(城下町へ行こう風に)
しかし
会津若松城下から、ここまでかなりバスで走りました。いわゆる町中からかなり離れた場所にあるのですね。
日進館を見学するにあたっての映像案内を見た後、いよいよ学校内の様子の見学です。
でました、例によって人形による当時の学習風景再現。いいですねえ、幕末ファンの気分を高めてくれます。
いかにも厳しそうな先生です。
クワマンさんに似ている・・。
江戸時代の厳しい学校風景も、そこはやはり今と変わらぬ少年の風景があるんですね、なんだかホッとします。
施設内には「幕末
明治記念館」とした資料館もありました。
屋内への入口にこうした藩兵がいてドキっとしたり・・
実は屋内にいらした職員の方?と少々お話させていただいたのですが、まあ、私もそこそこ幕末好きなもんですから話が長引いて長引いて・・(苦笑)なかなか肝心な藩校の見学が進まないという・・。
帰りのバスの時間を気にしながら(日進館と
会津若松駅を結ぶバスは便が非常に限られており、自然、滞在時間が制約されました)それでも一人興奮隠せず見学した私。
会津の雄藩たる所以に触れ、大満足なひとときでした。
日進館の門前からは
会津の町が見渡せる高台にありました。