元治元年(1864)、勝の長崎出張に
随行した龍馬は長崎の地を訪れる。2/23に一行長崎入り。勝は
長崎奉行服部
長門守常純に会う為
奉行所(西役所)に行く。
長崎奉行所西役所跡地、現在の
長崎県庁。
勝はこの町で第一回海軍伝習所生として過ごしている。
徳川幕府のいわゆる
鎖国のさなかにあって、この港だけはオランダと中国に対して限定的な居住権、貿易権が許されていただけあって、当時の日本の他には無い自由な気風があったのかも知れない。こういう気風はまさに龍馬には望むところだったのではないだろうか。