門前の「勝海舟寓居の地」碑。海軍伝習所時代の勝の宿舎でもあったこの場所。今ではすっかり埋め立てが進んでピンと来ませんが、現在の県丁の所が陸地の突端で湾を見渡す場所に海軍伝習所が置かれていたんですよね、その先に出島があってこれもまたよく見える場所であったと思われます。そういう当時の地理的なものを考えると、幕末史跡巡りが100倍面白いワケです(笑)
勝海舟滞在を示す説明書きも、当時の絵を入れてくれてるとグッと臨場感が湧いて楽しいです。神戸海軍操練所における勝の寓居地、生島四郎太夫別邸とその位置取りが似ているような気がして面白いです。神戸のそれより長崎の町の方がコンパクトで当時はよほどの「都会」だったことでしょう。コンパクトな都市、長崎の国際的繁栄ぶりを想像するに、もうワクワクしてたまりません。苦笑