去年の大阪幕末巡りの際、休館日に当たり退陣した私・・・。関西に移住するにあたって、部屋探しに訪れた空き時間を利用して、再び「大阪歴史博物館」へリベンジです。
ビルの上階から歴史と共に下っての見学ルートがまた乙です!「難波大阪」の文字が、なんだかとっても印象的。
おお~・・。どうも「大阪」ときくと、イメージ的には「江戸時代」、「商人」をイメージしてしまうのですが、いきなり中世なイメージはある意味新鮮です・・。
リアルなフィギュアが、悠久の歴史をイメージさせてくれます
階を下る際に望む大坂城の景観。規模の大きさと、切り立った垂直な石垣が整然と立つ姿。いつ見ても壮観ですね
そうそう、平安京とかの時代。私にはまったくの専門外の時代にて、チンプンカンプンなのですが・・、この時代の「大津京」。現在、私が暮らす滋賀県も、五年くらい京が置かれていたんですよね、紛れも無く日本の首都だった訳です!
あまりにも感動展示が多過ぎて、詳載は避けますが、これだけは触れずにいられない、というものです。「おかげまいり」と「ええじゃないか」。
賢明な閲覧者の皆さまは、ご存知の通り、拙ブログに戴く「ええじゃないか」。ご周知、幕末に流行る「ええじゃないか踊り」です。特にお伊勢で空からお札が降って来た、という逸話は有名ですが、先日おかげ横丁でお札を撒いた若者がいたという報道がありました・・。言わずもがな、ですが、「ええじゃないか!」を展開する一幕末ファンとしては、単純にどこまでの事を考えて、どんな面持ちでやったのか、知りたいところです。まあ、まずそんな深みは無いハナシだとは思いますが。。
こちらがその、降って来たと言われるお札だそうです。ミステリーやオカルト、陰謀論など今も当時も何も変わらない、つまりは人間の進化論的観点からも、時代は変わってもそのあり様は少しも違わないんだなあ、という思いを新たにするところです。そして、時代が大きく変革する時、凡庸たる私たち人間というものは自暴自棄にもなる。ええじゃないか、ええじゃないか、えじゃないかっ!と踊りたくなるのもまた、しかりです。そんな平成、そして令和な「幕末現象」を、共に悲観せずに愉しんでいこうぜよ~!と、いうのも拙ブログの想いでもあるのです。
いや、しかし!めっちゃ堪能しました、大阪歴史博物館。