シーボルトと聞くと「風雲児たち」ファンとしては「おたくさあ~!!」という叫びを連想してしまうのですが(笑)、こらあもう、幕末ファンとしては鳥肌モンの展示物がずらり並んでおりました。改めて日本人のものづくりの精巧さや緻密さ、現代と何ら変わらない日本人のオタクっぷりを感じるようで非常に見応えのある催しでした。何と言ってもモノホンの「江戸時代」がそこにあるんです。武士の世なんて現代日本人からはもはや御伽話のように思えますが、今眼の前にあるんです。すごいことですよね、まさにタイムカプセルにしまっておいた宝物をシーボルトが後世の僕らに見せてくれたんです。見学時間のひとときはまさにタイムマシンに乗って江戸時代を歩いている気分、最高です。個人的にはシーボルト事件に纏わる「伊能図」の小図、さらには新発見された図などの展示に鳥肌立ちっ放しでした・・。
こちらでの企画展は9/4でおしまいのようですが、引き続き13日からは東京江戸博物館でも開催されるようですので、ぜひ、幕末や江戸時代に興味がある方は訪れてみてはいかがでしょうか。それにしても来館者の年齢層高かっ・・・(苦笑)!
↑付録:うめじろうアーカイブ長崎みやげ「おたくさ」