そんな龍馬とお佐那さまのエピソードとしては別れに「片袖」をちぎって渡す場面が印象的でグっとくるところですが、龍馬を想って生涯独身を貫いた、というのもどうやら「ドラマ」な話のようです。たしかに墓石に「龍馬室」と書かれていたり、おさなさまの想いをそこに刻んだ、ということなのでしょうね。
千葉さなは40歳半ば頃、「千葉の名灸」として千住で灸治院を開業しました。さな亡き後、立退きなどでここ、現在の仲町に移転されたそうですが、「千葉灸治院」は昭和50年代まで引き継がれ御子息が平成12年頃までお住まいだったそうです。「坂本龍馬室 千葉サナ灸治院後」の木板が掲げられていました。
東京都足立区千住仲町1-1、大きな交差点の角地です。この説明板もウェブなどで検索しますと2010年に設置されているようで、これまた「大河効果」というやつでしょうか。凄いですね・・。
古写真も掲げられていて、ファンには嬉しい展示です、が、国道4号沿いのドデカイ交差点の所なので、熱心に写真など撮っていると「アイツなにやってんだ・・?」という視線がたくさん刺さる感は否めません・・(苦笑)地元の方でも知ってる方なら「ああ、龍馬のファンか」と解ってくれるのでしょうね。
北千住駅から歩いて10~15分くらいのところでした。