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「西郷南州顕彰館」@龍馬をゆく2011

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南州公園内にある「西郷南州顕彰館」を訪れました。とてもしっかりした造りの建物です。西郷どんの生い立ちや思想、業績を紹介するとともに、龍馬の関する史料も展示されており非常に見応えのある場所でした。
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龍馬関係の史料として「名酒須からく酌むべし」という戯画、瓢箪の絵が展示されていましたが、これには山内容堂が下田で勝海舟と会談し龍馬脱藩免罪した際に書いたという瓢箪を連想させられます。また、西郷隆盛は写真を残さなかったとして有名ですが、龍馬が凶刃に倒れた時、西郷はお龍に「お互い、写真は撮らんがね」と言って写真好きだった龍馬の供養としてお龍と「写真断ち」を約束した、というエピソードは特に印象的でした。西郷の写真をめぐってはこれまた興味深いものがありますが、お龍はその晩年に撮られたとされる写真が有名ですね。「若い頃のお龍」とされる写真もいまや定番になっていますが、果たして真相はいかに、です。
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西郷写真に関してもうひとつ。維新後、明治天皇が西郷の写真を所望したそうですが、西郷はこの天皇の思し召しも断ったそうです。お龍との「写真は撮らんがね」の約束を守った、という話ですが、西郷が「明治天皇を一喝した」という逸話と相重なって、私にとっては非常に興味深いエピソードでした。様々な憶測?を私の中で生じさせてくれた西郷南州顕彰館。入館料100円は安いです。
ちなみに、入口看板の上に咲く梅の花、これは例の治水工事以来の付き合いで岐阜県から寄贈されたものだそうです。
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南州公園から望む桜島がまた、ぼがっ・・と噴煙を上げました・・。
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