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「吉田松陰先生山河襟帯詩碑」@京都2019

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平安神宮界隈を散策中、京都府立図書館の敷地の中に見つけた吉田松陰の碑。えっ・・この地と松陰とどういう縁があるの!?と、とても不思議でした。

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吉田松陰先生山河襟帯詩碑」とあります。京都は山河に囲まれおのずと他と異なる地である、といった詩で始まり、朝廷の権威の失墜と役人の堕落を憂い天皇を称えている。その上で天皇の権威を世界に及ぼしたい、とし、しかしながら「浮草の身」である自分には再び御所を拝する日すらくるのだろうか、と憂う。極めて松陰「らしい」詩のような気がします

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この碑は松陰の五十回忌にあたる明治四十一年に、京都府教育会が建立したものらしい。松陰の勤王思想を表すとして著名な詩だそうです。嘉永6年作の詩だそうですが、維新後、山県有朋の斡旋によって皇室に献納されたようで、山県が噛んでいそうです。

 

 

 

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