この日は龍馬の命日、慶応3年の11月15日龍馬はこの場所で刺客の凶刃に斃れたのです。碑の脇には綺麗な花が手向けられていました
龍馬の暗殺については常に謎説きのテーマとされ幕末を扱う番組等で取り上げられますが、人々の龍馬に対する興味と人気がより我々の思いを複雑化させ、とんでもないウラがあるはずだ、なければならないという過剰な「期待」にも繋がっているのではないか、と思ってしまいます。そういう意味では前述の磯田先生が極めてスマートに検証、解説してくださっているように思えて、私には最も腑に落ちる話です。
10年前の私の「幕末」は、ただただ龍馬・西郷・勝・桂な世界だけの幕末だったのですが(苦笑)、最近ではようやく幕末の概要というものが俯瞰で見えてきたように感じます。そういう意味では「ようやく」幕末が面白くなってきたように思えますので、いやはや・・「幕末病」は一向に止む気配がありません・・(笑)