そして目的の「斎藤一の墓」。
ここも季節柄、雪に埋もれています・・。そんな中、やはり新撰組ファンと思われる熱心なファンの方が同じくここを訪れていました。
コアな新撰組ファンには怒られるかも知れませんが、元々浅田次郎氏の「壬生義士伝」によってこの世界(幕末)にのめり込んでいった私は、その映画で描かれる「斎藤しぇんしぇい」(佐藤浩市)との出会いが強烈で、今だに幕末で最も怖い人のひとり、なイメージなのです。これは私の勝手な思い込みですが、新撰組好きとして知られる浅田次郎先生は個人的に斎藤一が最も好きなんじゃないか?と感じさせられまして、同じく「一刀斎夢録」に描かれる斎藤一の剣の恐ろしさや他に類を見ない臨場感です・・。「左利き」というのがまた特別な存在なイメージを大きくしているのかも知れませんが、そんな斎藤一氏の墓を訪れて興奮を隠しきれない私でありました。