明治20年に建てられたというこの郡役所は道内で唯一残っているもので、当時警察署と役所を兼ねた施設だったようです。「爾志」とはどうやら「西」の意らしいですね。
この美しい建物の前にあるのが「土方歳三嘆きの松」です。
開陽丸が沈む様子をここから見ていた土方は、断腸の思いで悔しがったと伝えられています。
この松の木に「コブ」があるのですが、これは土方が悔しがって拳を打ちつけてできたもの、だそうです・・。
小高い坂の上にある郡役所からは湊が見下ろせる状況で、当時はなおさら見晴らしが良かったことでしょう。
模型で見ると、こういうシチュエーションだそうです・・。