江差町の
海上に復元された「開陽丸」を訪れた記録です。
「
徳川幕府最強の軍艦!」とあるように、当時の幕府主力艦船の「開陽丸」。
江差沖に沈没するに至るワケですが、その開陽丸の引き揚げ調査が幾度も行われ、これまでに約3万点の遺物が引き上げられたそうです。
海上に設置された復元の「開陽丸」はまさしく「黒船」そのもの。少しよたった感じが妙な臨場感を醸し出していました。
艦内には引き上げられた遺物をはじめ、当時の隊員を再現したフィギアが見学者を楽しませてくれます。
「お休み中のため起こさないでください」などとなかなか気が利いた文句があったり
榎本武揚と
土方歳三でしょうか?微妙な雰囲気にもしっかりと主役は存在感を示していました・・。
甲板の上にも出る事が出来、船を全体的に見学できました。
鷗島の洞穴から怪しく見える開陽丸。この後、開陽丸沈没を断腸の思いで見つめたと言われる「
土方歳三嘆きの松」を訪れます。