萬福寺から更に南へ歩いた所に、「口縄坂」がありました
道の起伏がくちなわ(蛇)に似ていることから、付けられた名前だというこの坂
慶応4年(1868)、
鳥羽伏見の戦いに敗れて大坂に戻った
土方歳三と、京から歳三に会いに来たお雪が逢瀬を楽しむシーンが、物語に描かれている坂です
かつてこの坂を登った左手に、「西照庵」という有名な料亭があったそうです。現在では夕陽ヶ丘という地名がありますが、「西照」と「夕陽」って同じ意味になるのでしょうか?いずれにしても、夕陽をバックに佇む惹かれ合う男と女。絵が浮かんできますね。
やはり幕末は、妄想力で彩られます(笑