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「莨屋旅館跡」@龍馬をゆく2014

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足羽川の三岡八郎宅跡を後にし、いよいよ今回の旅の目的地である「莨屋旅館跡地」へと向かいます。
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この川沿いの道も非常に情緒溢れる素敵な景観です。景色に見とれてぼーっと歩いていると、道を塞ぐように伸びた木の手に引っ掛かってしまいます(苦笑)・・。
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九十九橋に到着しました。ここから莨屋旅館跡地へもうすぐです。
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前回の龍馬の福井訪問は海軍塾の資金調達の目的にて勝の命での訪問でしたが、その後慶応3年(1867)、龍馬は福井を再訪します。
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春嶽宛の容堂の親書を届ける目的とのことですが、もうひとつ、大政奉還が実現し、龍馬は新政府の財政責任者として三岡八郎の出仕を求めたのです。慶応3年11月、山町の莨屋旅館に投宿した龍馬は、謹慎中の三岡八郎を呼び出します。二人は莨屋旅館の一室で、藩の役人立会のもと深夜に渡って新体制下の財政について語り合ったと言われています。
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その「莨屋旅館跡地」に着きました。それを示す碑が建てられていました。
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龍馬と三岡の会談があった事が記されていました。龍馬は翌日には福井を立ち慌ただしく京都に戻ります。
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京に戻った龍馬、数日後の11月15日周知の通り暗殺されてしまいます。この暗殺の瞬間、福井の三岡八郎は幸橋から足羽川に龍馬の写真を落とした、という逸話が残っています。

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