うめじろうのええじゃないか!

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やっぱりこの世は「気のせい」だ?うめじろうの相対性理論

こんばんわー

先日読んだ【YOUR TIME】鈴木祐著・河出書房

非常に面白かったです。とても読みやすくて(^^)

で、色々な知見が書いてあるのですが・・最終的に私が思うところ・・・・

「やっぱりこの世は気のせいだ」

です^^;!笑

これまでも幾度か触れてきました「うめじろうの相対性理論」。

アインシュタインを含めて世界で3人しか理解出来る人はいないと言われる相対性理論ですが・・・その4人目として名をあげる^^;??うめじろうが導いた最終結論、

それが、

相対性理論」即ち「人間、気のせいだ」。

です・・!爆

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【YOUR TIME】ではそもそも「時間」とは何ぞや?という根本的なところから解析されていくんですが、ざっくり言うと人間、「過去を想起して未来を創り出して」生きているんだそうです。

過去の想起無くして、未来は存在しない。

つまり人間は「今」この瞬間にしか生きられないじゃないですか、その「今」この瞬間であっても次の瞬間にはもう既に「過去」になっている。

で、「未来」は自ずと今この瞬間にはまだ存在しないのだから、未来を生きることなど出来ない。

一秒後の「未来」は、「過去」のこれまでの人生経験においてこういうことがあった、多分こうなるだろう・・という「想起」のもと、自らが創り出しているに過ぎないということなのです。だってまだその瞬間には一秒後は訪れていないのだから。

そうした「想起」によって自らが創り出している「未来」、つまり自分で勝手に自分の都合で創り出しているのが「未来」ということになりますよね。

その「未来」の創り出し方によって、(自分には)「時間がない」「忙しい」「暇である」「やること無くてマジ退屈」みたいな違いが生じていて、要するに自分自身が過去から想起した未来の在り方、が「時間」という概念になっているというのです・・・。

これって即ち、

「気のせい」

じゃないですか^^;?笑

 

 

 

「時間がない」という感覚は先進国に共通する現象だそうでして

総務省によれば日本人の余暇は週平均110時間らしく、これは1940年から現在に至るまでほぼ変わっていないそうです・・。

また、メリーランド大学にいける調査では、先進国の人々が仕事に費やす時間の合計は過去50年間でまったく増えていない・・それどころかむしろ減少した地域も多くあった、というのです・・。

ほんとかよ・・・とも思いますが・・

このような感覚が生じる理由として、

「時間効率の過度な追及」

が挙げられるといいます。

効率を上げろ!上げろ!時は金なり!人生は「やるかやらないか」だ!

生産性にこだわる態度こそが問題の根源、だそうで

近年では裕福で学歴が高い学生ほどメンタルを病みドラッグや酒に逃げ込むケースも多いそうです・・。

「効率と生産性」が黒幕でしたか・・・。

しかしこれは現代を生きる我々にとっては残念ながらというか・・まさに「正義」とされている部分は否定できないでしょう・・。

そもそも「生産性と効率」「時間の最適化」に人類がこだわり始めたのが18世紀の産業革命からだそうで、これは非常に理解しやすいところですね。

しかし、その効率化の意識が額に生産性を下げる、という面もあるそうで・・

つまり生産性を上げれば上げるほど忙しくなる・・・忙しさが増す程にやるべき作業量は増え忙しさは一向に改善されない・・

「忙しい」「時間が無い・足りない」

どうやらこの辺りに「負のループ」の問題が絡み合っていそうですね・・。

しかしこうした「効率と生産性の追求」が始まったのは18世紀の産業革命から、という観点からみれば、人類史からすれば「ごく最近」の話に過ぎません。

そう考えるとそれ以前の時代、産業革命以後の時代よりもずっと長きに渡る期間を生きていた人間は、「忙しくて時間がない」という感覚を持って生きていなかったのかも知れませんね・・。

まあまあ・・・

ご興味がある方はぜひ、この本を読んでみていただきたいと思うのですが・・

巷に溢れるいわゆる「時間術」いかにして時間をうまく使って日々を生きるか、みたいなHowTo本がありますが・・残念ながらその効果は一部の人にしか当てはまらないようで・・私に言わせればやっぱり時間の感覚も「気にせいだ」と言うことになってしまいます^^;

もちろん、逆に言えば様々な「時間術」も一部の人には効果的ですのでご自身に合ったメソッドを実行されるとよいかとは思います。

さて、

うめじろうの相対性理論、やっぱり「この世は気のせいだ」。

時間はひとそれぞれ違うものであり、一緒じゃない、ということです^^;!

いやいや・・24時間は24時間、誰にとっても24時間やろ・・!

と思うところですが・・それが違うんですね、相対性理論では^^;

24時間、一日の感じ方はその人がこれまでの人生を生きて来た「過去から想起して創り出す未来」が大きく関係しますので・・長くも短くもある訳です・・

もっと細かくいけば、人の一分、一秒の長さは人それぞれ違う、ということです。

翻って言えば長くも短くも出来る、それはつまり

「自分次第」ですっ!笑

実際にはそれは難しいのは、自分が生きて来た過去が未来を想起しますので・・・過去=自分の実経験はそう簡単に乗り越えられないということです!

そこを超えさえすればですね、自分の時間なんて自由自在ですねっ笑

時間が足りなかったら、自分で長くしちゃえばいいのです!

どうです?

「気のせい」でしょう(^^)笑

いや~相対性理論って、自由ですね!

この面白さが解った時に初めて人は「相対性理論を理解した」ことになるのかも知れません(^^)

それを表現している写真こそが、あの舌をべろんとあっかんべえ~しているアインシュタインなんじゃないでしょうか(^^)

本日もお付き合い、ありがとうございました~