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【本居宣長】旧宅鈴屋@松阪2019

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松坂城内に移築され展示されている、本居宣長の旧宅「鈴屋」を訪れました

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本居宣長とは、江戸時代の国学者古事記の研究などに取り組み、古事記の注釈書とされる「古事記伝」等を著したことで知られます
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つい二か月前まで秋田に暮らしていた私は、秋田の国学者「平田篤胤」を訪れましたが、その「平田国学」の篤胤が深く傾倒したのが本居宣長その人なのであります。
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篤胤は既に亡き本居宣長に、「夢の中で」対面し、宣長に入門を許可されたのだ、としてその様子の絵を書かせています。それほどまでに心酔した本居宣長は、ここ伊勢国松坂の人。なるほど、「神」にほど近いお国に妙に納得してしまう気がします・・。
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「幕末人」の私からすると、佐賀藩士・枝吉神陽副島種臣の兄)→矢野玄道(平田国学)→平田篤胤本居宣長、と逆流したところにある偉人にて、幕末に通ずるまでの国学神道といった深さを感じるところであります
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自然、ここを訪れてめちゃくちゃ感動するのですが、はて一方で、一般的には国学とか神道とか、常に誤解の深淵をゆくようなカテゴリーのその人は、例えば地元で、どういう風に思われ扱われているのだろう、と余計な心配までしてしまう始末です・・。
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本居宣長記念館」がとても綺麗な施設で展開されておりました。秋田・平田篤胤関連も当然展示されており、非常に興味深く見学が出来ました。なかなか興味が無ければ楽しめないかも知れませんが、この世のすべては相対性理論、その人がどう見るか、感じるか、捉えるか、です。「幕末」から観る私の眼には、非常に興味深く、面白いところです。

 
 
 
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