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【武市瑞山殉節之地】@龍馬をゆく2016

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吉田東洋暗殺地から高知名物の尾長鳥の案内に導かれ、「武市瑞山殉節之地」へむかいます

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やって来ました。四国銀行の前に設置された碑。11年前を思い出します・・。
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武市瑞山殉節之地碑」。以下、「竜馬がゆく」に委ねます。
切腹の場は南会所大広庭。その北カドに、板が敷かれ、板の上にムシロがのべられている。あたりはカガリ火が焚かれ、昼のようにあかるかった。「よいか。わしがよしというまでやるな」と武市半平太は短刀をとり、腹をくつろげ、しばらく気魄の充実してくるのを待ったが、やがて左腹の下部にずばりと突き立てた。
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声は立てない。きりきりとそれを右へ一文字にまわしいったん刀をひきぬくや、こんどは右腹に突き立て、
やっ やっ やっ
と三呼叫び、みごと三文字に掻き切ってつぶせた。
 
年三十七。
 
竜馬がゆく文庫四巻「惨風」P268
 
 
 
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