今や周囲をすっかり埋め立てられて「島」を想像するのは難しくなってしまってる「出島」ですが、言わずと知れた江戸・幕末の大スポットですね。当時はこの中心部分に「島」に渡る橋がかけられていたそうですが、私の訪れた2007年にはすっかり無くなってしまっています。復元の動きもあるようなので、歴史ファンとしては期待が膨らむ話です。
いわゆる「隔離」する為の島ですから一部の人間以外は立ち入れなかった所ですよね、そういう感覚で歩くと当時の人にしてみればとんでもない所にいる訳ですからドキドキです。その立地的に、当時の前出の奉行所(西役所)から監視されている場所だというのがよく解り面白いです。今の県庁の眼下に位置しています。
出島の中側、はこうして雰囲気を復元してくれているので楽しませてもらえます。
北海道にも残る明治期の洋館を連想させます。歴史云々は特別興味が無くても、こういう時代の建物とかデザインとか、好きな方には楽しめるのでしょうね。
畳に椅子、テーブルっていうのは私はどうしても納得出来ません・・。畳に無礼な気がします(苦笑)
歴史ファンとしてはいかにもそれらしいものに興味が引き寄せられますよね。
島の中央部から本土に橋がかけられていたそうですが、残念ながら想像をするしかありません。でも、その想像が実は幕末巡りで最も面白いとも言えます。もちろん、私はこの地に実際に立っているというだけで超感動もんです(笑)
そんな想像が苦手な方向けに?「ミニ出島」なる大型の模型が展示されていました。
私の大好きな幕末、そして江戸時代の幾多のドラマがここに存在していました。出島はまさに小さな外国ですね。次回訪れる時には復元された、更に楽しませてもらえるであろうことを期待したいと思います。