2018-03-14 天徳寺@秋田市2017 その他歴史 #日本史 佐竹氏の菩提寺、「天徳寺」にやってきました 秋田市泉にある曹洞宗の寺院で、秋田藩(久保田藩)の佐竹氏の菩提寺でもあります 元々は佐竹氏が常陸の国に創建した(茨城県常陸太田市)のがルーツのようで、慶長7年、佐竹氏の転封に伴い、出羽の国に移されたそうです 秋田に移っても、当初はここではなく、楢山地区の金照時山という極めて小高い山におかれていたらしく、その後火災により総門を残して焼失した為、ここ泉村の泉山に移されたそうです 境内奥に佐竹家の霊屋が祀られていましたが、施錠されており見学は出来ませんでした 本堂は非常に目を引く様相にて、まるで白川郷で見た家屋のでかい版、という印象です 私が訪れた2017年の夏には修復工事が行われていました 本堂や山門等、重要文化財として指定されているそうで、「十六羅漢像」など多くの寺宝もあるようです。毎年八月には、虫干しを兼ねて一般に無料公開されると聞くに、ぜひそういった機会に見学してみたいものです 天徳寺正面に伸びる道路脇には、松が植えられており、往時の様子が偲ばれます