うめじろうのええじゃないか!

幕末巡りと食べ歩き、時々うめじ論

熊@知床

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久々に知床を訪れたがずいぶん立派な施設も新たに出来たんだなあと思う。過去に宿泊したホテルもあれば初めて見る新しいホテルもあり、道の駅や自然センター等非常に綺麗な施設が建ったもんだ大型の観光バスやレンタカーもたくさんあり、なるほど世界自然遺産の魅力を味わおうって訳だ。ウトロにしても羅臼にしてもこういった施設内では野生動物に対する注意点や自然保護の観点からの呼び掛け、とりわけ熊に対する注意点がうるさく喚起されている。初めてここを訪れる人にとって、秘境たる気分の高揚を感じるひとつの要因になっていることだろうが、中でも熊との共存というテーマはある意味で永遠のテーマになっているのかも知れない。
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柵で隔てられている訳でないところにこうした野生生物がいる事自体が、自然環境の豊かさを物語っていることは確かだが、今回の旅の帰路でもちょうどSTVラジオにてこの手の話題が取り上げられており興味深く聴いた次第であるとは言え、団体バスからやあやあと賑々しく吐き出された多くの観光客が、果たしてどれほどこうした問題について興味を持って散策しているものか疑問だし、翻って言えばこうした問題を真面目に考えてこそ初めて、この大自然の素晴らしさをより深く味わい楽しめるように思えるのだ。原生における観光も非常に巨大なテーマだろう。そういう意味で私は大自然をより楽しむ為にもこのテーマについてはこれからも見つめ続けていきたいと思う。
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今回お目見えしたのは少し茶色が入った熊。朽木の下あたりを一生懸命に掘るような仕草をしたり、蟻かなんかを食べていたのだろうか?いわゆる人の旧住区域に出てくる熊というのは色々な要因はあるが、比較的若い個体が多いらしい。親離れしたばかりの若熊は彼らの世界では力が弱い。熊社会の中心地では力の強い熊が支配している為、自然若熊は熊社会の僻地、人間の居住区域に行かざるを得ないという一面もあるそうだ。
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望遠レンズで撮影しているとは言え、眼が合うとちょっと躊躇する動作は野生の機敏さを感じさせる・・。さっき歩いた羅臼湖までの原生林のことを思うと・・。背中にかいた汗が一気に冷たくなったように感じるのであった・・・