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こんばんわー
先日Webでニュース記事を見ていたら・・
大阪で男の薬指を切って逮捕された女の記事が載っていました・・
なんでもその男が浮気をしないように・・他の女と一緒になれないようにと男の左手の薬指をナタで切断し、瓶に入れて冷蔵庫にしまってあったんだそうです・・(゚Д゚;)
激しい喧嘩にて警察が部屋に入った際に発覚したとかで・・怖っわ・・!と思ったのと同時に
何故か「皇女」和宮のことを思い出したうめじろうです・・・(・・;)
ご周知、【皇女和宮】(親子内親王)(静寛院宮)、幕末の天皇・孝明天皇の異母妹ですね
「和宮」というご称号は幼名のようですが・・和宮は有栖川宮熾仁親王との婚約を公武合体政策によって破棄され徳川家に嫁ぎました
幕末の一大事「和宮降嫁」です
14代将軍・徳川家茂に嫁ぎました
この政略結婚に猛反発、嫌や!嫌や!で当初は断固拒否していたと伝わっていますが・・孝明天皇に命じられ降嫁します・・
失意の中徳川家に嫁いで江戸に行った和宮でしたが・・
将軍の正室となってから家茂の誠実さと優しさに触れとても仲睦まじい夫婦となったようです
家茂の死後も江戸に残り、当初は厳しい嫁姑問題を抱えていた天璋院(篤姫)との関係も良い方向に向かいまさに幕末のクライマックスにおける徳川家の危機にあっては二人して徳川家を支えました
「最後の将軍」15代徳川慶喜が大政奉還を受け入れると薩長を中心とした討幕軍が江戸に迫ります
天璋院と静寛院はそれぞれの実家である薩摩と、そして宮中に使者を送り徳川家存続を強く訴えたのは有名ですね
その甲斐もあって無事徳川家は存続、
と、ここまでが世に伝わっている「定説」になりましょう
面白い噺があります
以前にも御所の「和宮生誕の地」の項でも触れましたが・・
和宮の左手首から先が無い、という話です・・
昭和33年から行われた将軍家墓改装調査の際、和宮の遺骨には左手首から先の骨が見つからなかったでそうです・・・
遺骨の調査にあたった人類学者の鈴木尚氏の著書によると・・
「和宮の遺骨には、刃の跡その他の病変部は認められなかった。ただ不思議にも左手首から先の手骨は遂に発見されなかった」と『骨は語る徳川将軍・大名家の人びと』で書かれています
上に上げた和宮の絵でも、左手が着物に隠れているのか?描かれていません
こうしたことから和宮は生まれつき左手がなかったのか・・あるいは何らかの理由で左手首を欠損してしまったのか・・という憶測がなされているのが幕末界隈では以前から定番なのです・・
故に幕末における一大ミステリーのひとつとなっているんですね
ちなみに以前訪れた東京の増上寺には、和宮の等身大だとされる像が安置されているのですが・・
こちらの像もやはり左手は着物の中にあり・・外に見えるものではありませんでした(;゚Д゚)
↓その画像はこちらにあります
なんでもかつての遊女な世界などにおいても・・男との関係を決しめるものとして片手を落とした・・なんていう話もあり・・当時の男女の情念の奥深さみたいなものに戦慄を覚えるものですが・・
今回の薬指切り落とし事件にそこに通ずる古の情念を見たような気がしたのでありました・・
そしてもう一つ、その遺骨調査の際にあった興味深すぎる話があるんです・・
それは、和宮の胸元に抱かれていた一枚のガラス板があったんだそうです
そう、当時の「写真」ですね
そのガラス板写真に立烏帽子を付けた若い男性の姿が微かに・・写っていたんだそうです(゚Д゚;)!
それは・・一体誰?
烏帽子と言ったら公家!というイメージが即座に浮かびますが果たして・・・!
ところがこのガラス板写真・・今の技術ならめっちゃ解析したら写ってる人物が特定出来そうですが・・・
発掘調査時になんの対策も取っていなかった為に・・翌日には微々たる像は綺麗さっぱり消え・・・
ただのガラスになってしまっていたそうです・・!(;゚Д゚)マジカ・・
そうなる事が「神のはからい」だったとするならば・・これ以上詮索するな、ということでありましょう・・・
「明治天皇すり替え説」も都市伝説界隈、幕末界隈ではめちゃくちゃ有名ですが・・
皇女和宮にも「降嫁すり替え説」があるようですが・・
もしもこのガラス板の方がかの方だったとするならば・・その説は逆に説得力はなくなってくるように思えます・・・
脚気の療養の為訪れていた箱根でお亡くなりになられた和宮ですが、「阿弥陀寺」に安置されている位牌の戒名と、増上寺の位牌の戒名は違い書き換えられているという話などもあって・・その興味が尽きる事はありませんが・・
私が思うところとしては単純に・・
睦仁親王の顔も知っていたであろう
ということです。
さて・・その真相は?
嬉しい 楽しい 見る 知る シアワセ
今日もお読みいただきありがとうございました
感謝してます
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