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ブッダ巡礼【空也上人立像】六波羅蜜寺|Rokuharammituji|@京都2023

こんばんわー

ブッダ巡礼」のお時間がやって参りました(^^)

今回のブッダ巡礼は【六波羅蜜寺】は空也上人立像」です!

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こちらのお寺は以前一度訪れているのですが、その時は「空也上人像」にはお会いできなかったんですよね・・・。

どういう経緯だったかは失念してしまったのですが・・・たしか昨年2022年の春頃には東京国立博物館で特別展「空也上人と六波羅蜜寺」が催されていたと記憶しています。その様子を放送していたテレビを見たような記憶があります。

そのトーハクでの特別展終了直後の2022年5月22日にオープンした文化財収蔵庫「令和館」。

つまり「令和館」建設工事中、東京に「出張」されていた訳ですね、よくあるパターンですね(^^)

 

 

 

今回ようやく、ずっと見たかった「空也上人像」を見学しに来ました!

ワクワクしますねー!(私だけ?笑)

拝観受付にて、令和館拝観料600円をお支払い。

もうこの看板だけで気が焦ってしまいます・・・^^;!

そうそう!空也上人だけでなく、あの教科書に(かつて?)必ずと言っていい程載っていた「平清盛像」も重文としてこちらのお寺に収蔵されています!

既に興奮MAXの予感・・!^^;

本堂でお参りを済ましいざ「令和館」へ!

youtu.be

六波羅蜜寺は天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子光勝空也上人によって開創されました。

当時流行していた自然災害や疫病退散を念じ、空也上人自ら十一面観音像を刻み念仏を唱えながら市中を歩いて回ったと伝えられています。

茶を立て、中に小梅干しと昆布を結んで入れたものを病者に授け病気の回復を祈り念仏を唱え歩き続けていたとか。

YouTubeに詳しく説明されていますので、ご興味ある方はご覧になってみてください。

自然災害とか疫病が蔓延していたとか・・今を生きる私たちには非常に身近に感じられる話だと思います。

つまりはウイルスの蔓延等、今に始まったことでは無く・・・古からあってそして我々人類はそこを乗り越えて今に繋いで来た・・ということになりましょう。

さて、令和館は二階建てになっており一階から四天王像等いきなり平安・鎌倉時代ブッダが並んでおりました・・!

ご本尊の十一面観音像は秘仏の為見れません。薬師如来坐像地蔵菩薩立像、四天王像いずれも重文です。

そして二階に上がりますといきなりお目見えしたのが・・・

でたっ・・!

空也上人立像!(仏像の画像はいずれも六波羅蜜寺パンフより参照)

これです!これに会いにきました・・!すげえ~・・・・(゜゜)

運慶の四男康勝の作だそうです・・!

胸には金鼓を吊るし、左手には鹿の角の付いた枝を持っています。草鞋を履いているんですが、草鞋が小さい?のか、足の指が草鞋からはみ出していました・・。

背中には薄いランドセルのようなものを背負って歩いている姿は非常にリアリティが感じられます・・

空也上人が「南無阿弥陀仏」と唱えれば、その言霊が阿弥陀如に変じて口から出てきたという伝承をカタチにした仏像・・・

口から仏像が出てくる様子を描いた仏像は唯一無二じゃないでしょうか・・・まったく当時の仏師というか・・人々の内面の深さに感銘を受ける思いです・・・

そしてその空也上人像の隣には、平清盛坐像」!

これはまた迫力満点です・・・(゜゜)こわあ・・・・!

鎌倉期の仏像の特徴として「玉眼」が挙げられると思いますが・・その目力というか眼光がヤバいくらいにリアルです・・・。これはガチで怖いですね~・・・!

この他「寄木造り」で工房を展開し始めた定朝作と言われる地蔵菩薩像や、運慶作の地蔵菩薩坐像、それから運慶の息子「湛慶」の坐像等見どころ満載の「令和館」です!

額に二つの傷がある「伝運慶坐像」などは、実際に運慶を知る人物が作ったであろう事や、運慶作の地蔵菩薩坐像には中一杯に巻物が入っていることが分かっているそうですが、現状変更になっうてしまう為開けられないとか・・・

もう想像がどこまでも膨らんで興奮MAX!

なんやタクシードライバーに引率された修学旅行生やら、神社仏閣好きなおっさんらそこそこ見学者もいたように思いますが・・興奮してブッダの世界に入り込んでしまっていたので覚えておりません・・・^^;

これはマジで見ておきたいブッダ達です・・!

@京都2023

ちなみに、六波羅蜜寺を参拝された際にはすぐ近くのフォトジェニックなカフェ、「SAGAN」でのランチもオススメです(^^)

a-jyanaika.hatenablog.com