おかげ様で、京滋在住3年目ともなりますれば、京都市営地下鉄の駅名なんかも諳んじれるようになりまして、「山科」(やましな)からだと「御陵」(みささぎ)→「蹴上」(けあげ)で下車。有名な「ねじりまんぽ」でございます。
その強度を保つ為に、レンガをねじるように螺旋状に積み上げて造られた構造のトンネルは、旧国鉄東海道本線などの関西でよくみられる構造なのだそうですが、鉄道以外での施工例は希少なのだそうです。
しかしまあ、ここも、鉄道っちゃあ鉄道下な訳で、そういう繋がりもあるのかな、などと勝手に思ったりもするワケですが・・、ちなみに私は鉄道には全くの無知で無関心、ワタクシ自身は無能で無価値な人間でございます・・・苦笑
あ、そう言えば、地下鉄のアナウンスで聞いたんですけど、今年で地下鉄開業40周年なんですってね!おめでとうございます。ほうか・・・てことは、自分小学生のど真ん中いってた頃に開業されたんですね・・・その頃を想うに、なんだか感慨深いですね・・。まさか自分がアラフィフになって、こうして日常的に京都の市営地下鉄に乗っているなんて・・・想像すら出来ませんでしたから・・・。いや、ほんま、人生って先々自分がどこで何やってるかなんて分からない・・・そう思うと面白いですね。面白いと思うか否かですね。
さて、先日の南禅寺に引き続きまして、琵琶湖疏水のインクラインにやって参りました。
そうそう、私の大好きな「ブラタモリ」でもやっていましたね(^^)
ここは京都のインスタ映えスポット?としても有名ですね。桜の季節とか、あるいは結婚式の前撮りとか、着物を着たカップルやらお譲さま達がスマホパシャパシャな場所であります。
しかしながら、時はコロナ禍。誰もおらへんから、おっさんの散歩にはちょうどええわ^^;
「インクライン」を説明する看板が掲げられていました
ほほう・・これかあ。
ここの蹴上船溜から、下の南禅寺船溜までの延長が582m、落差38mあるそうで、この間はどうしても陸送にならざるを得なかったそうです。
展示されているのが「水中滑車」というもので、直径3.2mの滑車が水中に水平設置されていた、と説明されています
ほほう・・・これですな・・・。
繰り返しになりますが、私は鉄道にはまったく関心がありません・・・^^;鉄道ファンの方、タモリさん、ゴメンナサイ・・笑
この蹴上の船溜から、下の南禅寺船溜までインクライン(傾斜鉄道)で人や物を運んだんですね?へえ~
なるほど、なんだかとっても雰囲気のある場所ですね。たしかにここを、おデートなんかで散策するのはイイかもですね(^^)
結構な傾斜。敷かれたレールは4本、当時片道の所要時間は10~15分だったそうです。歩いた方が早い??
下の方へゆくと、一組のカップルが着物姿で婚礼の写真撮影をしていました(^^)
思えば昨年の6月はコロナになり、今以上に恐る恐る生活していた時期・・・。結婚式を先延ばしにされた方も多かったんことでしょう・・・。お二人の門出に、幸多かれとお祈りいたします。おめでとうございます(^^)
下の方にもインクラインの展示がされていました
当初のレールはイギリスから輸入されたものらしいです。私にはこの形状が、ホワイトチョコケーキにしか見えません・・笑 どうも私には、食べることにしか興味が無いようで・・・^^;
蹴上の船溜から下ってくると、徐々に三条通りと並行になってきます。このあたりは道路から、インクラインに入ることが出来ますね
ほとんどの人はここから三条通りに出入りし、インクラインから出るのでしょうが、もう少し、最後まで下ってみました
琵琶湖疏水が結構な勢いで流れています・・!
結構な速さ、激しい流れが動物園方向に注ぎ込まれてゆきます
インクラインの傾斜ですからね、なるほど、すごい勢いです・・
疏水が流れ込む先には動物園。この左側が平安神宮の大鳥居の所を悠々と流れる川ですね。
最初に、ここの景色を体感した時(2019年春)、得も言われぬ独特の空気感を覚えたのを思い出します・・。なんか、違うそ・・・この世界・・って感じでしたね~・・・(・・;)
さてさて、動物園の脇には「琵琶湖疏水記念館」がありまして、めっちゃ楽しく見学させていただきました(^^)琵琶湖疏水の地図、プロジェクションマッピングは楽しかったですねー!
そこで登場する、田邉朔郎。蹴上のインクラインの公園に銅像もありました。
田邉朔郎は文久元、江戸の生まれ、幕臣の子のようですね。工部大学校(現東大)の卒論に「琵琶湖疏水工事計画」をい執筆し、卒業と同時に京都府知事北垣国道に招かれ、琵琶湖疏水の工事責任者となりました。若干21歳?で琵琶湖疏水事業の責任者、なんて、どんだけえ~~!って感じですが・・^^;
ウィキペディアによると父の田邉孫次郎は、幕末の砲術家の高島秋帆の門人だったそうなので、これはもう・・・アレですね・・・。恐らくは国家プロジェクトに関わる理数系職能家系の方なのでしょう・・・。
私の大好きな「裏幕末」は今回は置いといて・・・^^;
この田邉朔郎がまた・・・
めっちゃイケメンじゃないですか・・・
これあ、今なら朝ドラとかで「朔郎さま♡」とか言われちゃうやつです・・・。
でも、おっさんになると、こうだよね・・・^^;
(余談ながら、うめじろうの「現在地」はこのあたり?・・・笑)
さらに御歳を重ねられますると
こうなる。笑
いいですか!今、俺って結構イケてるよな、と思っている20代30代の男子諸君!
今、あなたがどんなにイケメンだろと、いずれ必ず変化します・・!笑 イケメンでチヤホヤされているのは今のうちだけです!若かりし頃、どんなにイケメンだろうと、否、イケメンであればあるほど、後年の変化のギャップに苦しむ事になるでしょう^^;笑
ですからね、男子!お金を貯めなさい。笑
逆にね、ディスイケメンの男子^^;、落ち込むことあありません!歳と共にイケメンは崩壊してゆきます。それまで頑張ってお金を貯めましょう^^;!イケメンが崩れて「こっちの舞台」に降りて来た時、あなたとの立場は逆転します!その時、お金を持っているあなたがモテます!笑
琵琶湖疏水記念館で、田邉朔郎の来歴を見ながら、なぜか今浮かばれない若者男子へのエールに燃えてしまった私ですが^^;(一体アンタは何を見学してきてんねや・・笑)、「水止めたろか」で、お馴染みの?滋賀県民としては大変勉強になった次第です・・・!笑
いや!いや、いや!ちょ、ちょっと待って!ちょっと待って・・!!
なんだこりゃあ・・!こげなところに小龍センセーがっ・・・(゜.゜)!!
げげっ・・!な、なんと、河田小龍先生も、疏水事務所職員として、琵琶湖疏水に関わっていたんですね・・!!いや~、知らなんだ・・!驚
日本画家である小龍先生は、「琵琶湖疏水図誌」を作成した、と説明されていました・・。いや~、びっくり・・!
よく見ると、大鳥圭介やら、せごどんの長男・西郷菊次郎とか、幕末関連多し。明治の話なら、そりゃそうですよね・・^^、
あっ・・どうしてもオートマチックに幕末に引きずられていってしまうので・・、今回はスルーしていきましょう・・^^;
いやー・・しかし、ダメですねー・・、こういうのに目が無いので、マジで一日中なんだかんだと妄想しながら、居続けてしまいますわ・・・^^;
興奮したら喉が渇きました・・
記念館の外に設置された自販機。こういうのも各地、ありますが・・
こういうのもまた、買っちゃうんですよね~観光客って・・^^;はあ~・・美味しい!笑
と、いうことで、琵琶湖疏水にインクライン、田邉朔郎から幕末まで^^;、延々と続いちゃいそうですのでこのあたりで・・笑
今回もお付き合い、ありがとうございました~