うめじろうのええじゃないか!

幕末巡りと食べ歩き、時々うめじ論

飛鳥の石造物文明のひとつか?「マラ石」@奈良2020

明日香村には多くの石造物があると思いますが、これらを鑑みるに飛鳥には独特の「石造物文明」があった?と思わざるを得ません・・。
有名な「石舞台古墳」も盛土から大きく露出した「石」ですし、奇妙な石造物が至る所に点在し、非常に興味深く思います。

ざっと、ピックアップしてみても、
亀石、鬼の雪隠、鬼の俎板、猿石、橘寺の二面石、飛鳥水落遺跡、酒船石、亀形石造物等、多数の奇石が存在しています。また、飛鳥水落遺跡や、酒船石遺跡、亀形石造物等から、「水」を司る文明であった様子も見られ、興味が尽きることの無い驚異の遺跡だらけです・・。これらのいくつかはまた、別項でUPしたいと思います。

さて、そうした奇石のひとつに、「マラ石」がありました。
石舞台古墳から南にすぐの所。

(※気分を害する可能性がある方は、ここから回避ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「マラ石」。
まさに男性のシンボル、それですね。長さ1mほどの石造物。ここは「国営飛鳥歴史公園」ということで、その敷地になります。

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説明書きによると、「対岸の丘陵を(フグリ山)と呼びマラ石と一対のものと考える説もある」とあります。
日本には古来から、子孫繁栄、五穀豊穣を祈願する「道祖神」というものがあるかと思いますが、この石も、そうしたものになるのでしょうか?
例えばここから更に南へ行った稲渕集落あたりには、「男綱」と呼ばれる勧請縄というものがあります。更に南へ行った集落には、「女綱」があり、やはり子孫繁栄、五穀豊穣を願うもので、更には飛鳥川をつたって疫病が入って来ないようにする為の神事であるということです。この「男綱」「女綱」のように、藁などを使ったものには、いかにも日本古来のというイメージが私にはスッと入ってくるのですが、人工物の奇石となると、いささか戸惑いを覚えてしまいます・・。

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いや~・・・、しかし不思議ですねぇ・・・。
一体いつ、誰が、どこでどうやってこれらを「製造」したのか・・。製造出来たのか・・。まったくもって、興味深いです・・!奈良は本当に不思議ワールド、ワンダーランドですね!