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「新撰組・西本願寺と不動堂村屯所を巡る」その13@京都2020

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2020年10月、よみうり文化センターの講座「新撰組西本願寺と不動堂村屯所を巡る」に参加いたしました(^^)

その13「油小路の変」

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こちらも何度も歩いています。2006年2015年2019年、そして今回こうしたツアーに初めて参加して歩いた今回、2020年。
面白かったのは、自身のログでも2019年に取り上げた老舗の油屋さんの前で、ツアーも足を止めて「油小路」の説明があった点です。

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慶応3年11月18日、近藤の妾宅に招かれた伊東。その帰り道に本光寺の南で暗殺されました。伊東は本光寺の門前で絶命したと言われ、大きな碑が建っています

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同志の加納鷲雄の回想によると、伊東は「危険があろうとも、近藤の招きに応じないのは卑怯であり、なおかつ世間において我々は新撰組と同視されてしまっていることが遺憾に堪えない。私がもし新撰組に殺害されれば、御陵衛士が勤王の士であると認められるであろう」と語っていたといいます・・・。

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こちらの題目石は、現在は門内に設置されておりますが、当時は門外にあったそうです。

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そしてファンは必ずここを写真に収める??殺害された伊東甲子太郎の遺体を「おとり」として放置し、駆け付けた御陵衛士を一網打尽にしたという辻。有名な藤堂平助の話の悲しき舞台にもなってしまった場所ですね・・。

ツアーの最後に、本光寺を参拝し、座学がありました。門前は何度も訪れておりましたが、本堂を参拝ささえていただくのは初めての事でした。そして本堂で、伊東甲子太郎の御位牌に手を合わせさせていただいたことは、とても心に残る瞬間となりました。

ツアーは、本光寺の門前で解散となり終了です。
初めてこうした催しに参加させていただきましたが、「地元」で気軽に参加出来たこともあり、とても有意義なものでありました。
この後、同じようにもうひとつのツアーにも参加させていただいたのですが、それはまた改めて、アーカイブしたいと思います(^^)
ここまでお付き合い、ありがとうございました。