うめじろうのええじゃないか!

幕末巡りと食べ歩き、時々うめじ論

特別史跡「キトラ古墳」@奈良2020

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こんばんわ、久々に、「古墳deGO!」のお時間でございます(^^)
今回、奈良を訪れたのは、こちらが目的では無かったのですが、何も知らずにキトラ古墳を訪れて、まさかこんな素晴らしい機会に出会えるなんて思ってもみませんでした!
国宝「キトラ古墳」の公開中で、見学は通常予約抽選?のようですが、何も知らずに飛び込みで行って、30分程度の待ち時間で見学出来る運びに・・!これはラッキーでした(^^)!

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出雲ですっかり古代史にハマってしまった私ですが・・、その関係で古墳にも興味が・・^^;こないだのように、めっちゃ怖えええ~~!古墳内部をチラ見見学してみようかな、くらいの気持ちで行ってみたら・・・、とんでもない!ここはスペシャルな古墳、国宝だったんですね(゜-゜)!!
あの丘の上にぽちっ、とオデキのような物体が・・^^;キトラ古墳です!!
小さいですね~・・!国宝とか、とんでもない古墳だと聞くと、イメージ的には仁徳天皇稜的な、ドデカイやつをイメージしてしまうんですが・・^^;古墳そのものは小ぶりです。しかし!この古墳の石室内には、とんでもないお宝が残されていたのです!!!

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キトラ古墳は、7世紀末~8世紀初めに造られた古墳だとされていますが、その石室内には四神、十二支、そして天文図が描かれていて、それが残っていたのです!!
四神とは、北に玄武、東に青龍、西に白虎、南に朱雀がそれぞれ壁に描かれていました。四神の下には獣頭人身の十二支が描かれ、石室の天井部には現存では最古とされる本格的な天文図が描かれているのが残っており、歴史的に、また学術的にも極めて貴重な、価値の高いものです!!そんな「お宝」が誰にも知られず、丘陵の、外から見たら単なる山の中に1400~1500年の間「保管」されていたなんて、考えただけで失禁ものです・・^^;!

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今でこそ、発掘調査後の復元、整備を終え上写真のような状態ですが、発見当初は山の中、古墳の上の大きな木々も生えていたみたいですから・・、その時間的長さを思うだけで浪漫と興奮がこみ上げてきます・・。平安時代や室町、そして戦国期、江戸時代を越えて、20世紀の昭和になるまで誰にも知られずに、ここに眠っていたわけでしょう・・・、いや~・・、まさに失禁ものですね・・・^^;SFですよ、まさに・・。

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よく幼少期に、未来の自分や家族に宛てた手紙等を封印し、タイムカプセルとして埋める、みたいなことがありますが、まさにそういう時空を超えたタイムマシンです・・!それがうん十年とかのレベルじゃないですから、ハンパで無いですね・・。
こないだのように、めっちゃ怖い古墳の内部を勇気を出して見る・・、なんてことは出来ようもない、スペシャルな重要文化財だったんですね・・・^^;

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さて、ここに「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」という施設がありまして、こちらで冒頭の見学に至った訳であります!
ここはパンフに文化庁とありましたから、国の施設なのでしょうか・・?館内にはスーツの館員の方々が結構多くいらっしゃって、なんだかものものしい緊張感が伝わってくる様子・・。ウイルス対策の検温の方などを済ませ、受け付けに行きます。まさか本物が見学出来るとは思ってもいなかったので、次のご案内は〇〇班で、○時○分からのご案内になりますが、いかがいたしますか?と問われ、そりゃ、もう即答で、お願いします!です(^^)心内では、えっ!ウソ!マジで!?予約も抽選もしていないのに、いきなり来て見させてもらえるの!?とヤッター!状態でした(^^)
今回は天井の「天文図」と、西壁の「白虎」の二つが見学出来ました。その都度、見学出来る壁面を換えているようで、非常に厳重に管理されている様子がうかがえます。
見学時間は10分。制限された人数で、班ごとに順番に時間を区切って見学する方式でした。1400~1500年前の絵図に、もう・・・。クギズケです・・(゜-゜)

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四神のひとつ、「白虎」は、古代中国で西の方角を司ると考えられていた想像上の生き物です。実物を拝見して、これが本当に当時に描かれていたものか・・、というのが実感です・・。少なくとも、腰に藁を撒き猟や稲刈り等をしてウホウホしていた時代(にほど近い)というイメージは捨てるべきだと思いました^^;こんな絵を描く、という感覚は、現代の私たちと何ら変わらない、否、私たち以上の知性がある・・という気がしてしまいます・・。
知性を感じるもうひとつの大きな要素、それは天井に描かれていた「天文図」です。「キトラ天文図」は北極を中心とした円系の星図です。これもやはり「中国式星図」というものらしく、この壁画が示す通り、当時の大陸文明の渡来が浮き彫りにされているように感じました。様々な古代文明にまつわる「天文図」。これには天文学的観点から、数学的素養の高さを感じさせられ、何の道具も無い時代に、どうしてこれを解明出来たんだろう・・と、恐怖すら感じます・・。この時代、もう既に現代の私たちと同じことを、知っていたのです・・!

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見学記念に?上記素敵な「キトラ天文図」のハガキをプレゼントされまして、なんだかとっても嬉しかったです(*^^)入口と受け付けがある地階には、常設の展示コーナーもあって、非常に綺麗で見応えがありました。てか・・、この施設、モノホンのキトラ壁画を見せてくれるばかりか、厚手でしっかりした上記パンフ配ったり、素敵なキトラ天文図のハガキくれたり、これでいて、なんと無料なんですよ・・!?信じられません・・!いまどき・・(゜゜)!
次回はいつの事やら解りませんが、恐らくは今回の白虎や天文図以外の、青龍とか玄武とか?を見せてくれるのではないでしょうか?
おかげさまで大変有意義な時間を過ごさせていただきました(^^)めちゃくちゃ楽しかったです!どうもありがとうございました~<(_ _)>!

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 P.S.出雲もそうでしたが、大和の空気感にも、何か得体の知れない神々しさを感じます・・・。なんか、いますね・・、ここはやっぱり・・^^;

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