うめじろうのええじゃないか!

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三十三間堂@京都2020

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先月のシルバーウィークには、各地でかなりの人出が戻っていたような報道もありましたが、それを契機につい直近ではもはや人出は完全に戻っていますね・・。確かに外国人の姿は少ないですが、日本人の動きはもはや以前通り、といった感じです・・。しかし、私が訪れたこの時はまだこの通り・・・、駐車場はガラガラでした・・・。「普段」を知らない私ですが、きっと観光バスをはじめとして駐車場もギッチリだったのでしょうね・・

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先日、「大仏」を散策した際に、三十三間堂を訪れました。いつもの幕末巡りを離れて、純粋なる行楽です(笑

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三十三間堂後白河上皇の御所として造営されたそうですが、我々一般
には「千体仏」のイメージが強いですね

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お堂内に足を踏み入れると、その独特な空気感に圧倒されてしまいます・・・。千体仏が立ち並ぶ世界に、言葉を失う思いに駆られます・・。

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室町期、足利将軍??北朝の時代・・??いまいちよく解りませんが、いつも思うのは1000年も前によくもこうした仏像や、仏殿が造れたものよ・・ということですね・・

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無論、幾度も修復を重ねられてきているのでしょうが、その均整のとれた佇まいと言いますか、とにかく美しいですね

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と、外を見学していて、はた・・と思いました・・。
・・・ここ・・、来たことあるかも・・・。。。

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これは帰ってから、過去の写真を漁ってみて出て来たのですが、中学の修学旅行での一コマです・・。あ・・、やっぱり三十三間堂です・・!

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約30年を経ての邂逅ですね・・・笑

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当然と言えば当然?なのかも知れませんが、中学生の当時には京都・奈良の有難みも何も解ったもんじゃなく・・苦笑、おっさんになった今、ようやくその面白さを噛みしめております・・笑

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「土佐志士寓居跡」の項でも触れましたが、秀吉の頃、三十三間堂の北隣に大仏殿方広寺を造営し、その境界に土塀を築きました

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当時の遺構として残っているのが、「太閤塀」そして「南大門」ですね

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大仏殿が完成したのが文禄四年(1595)だといいますから、約400年前の「歴史」を目にしていると思うと、いつもの事ながら、鳥肌の立つ思いです・・

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そして三十三間堂と言えば、「通し矢」ですね

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今年はやはり、新型ウイルスの影響で、催しも中止の様子ですね・・・

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いやしかし・・、本当に凄かったです・・。中学生の頃の記憶はありませんので・・笑、実質「初めて」三十三間堂を見学したようなものですが、圧倒される気分ですね・・・

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京滋に住まわせていただいて、京都観光一日、一カ所だけ、とかを贅沢に堪能出来る喜びがありますね。ちょろっ、と出掛けて、一カ所だけゆっくり見学して、しゅっ、と帰ってくる。これはもう、贅沢です