みなさんこんばんわ。古墳deGO!のお時間でございます!笑 いよいよ今回で、古墳deGO!も最終回、ここまでお付き合いお疲れ様でございました(^^)ご興味の無い方はスルーしてくださいね!笑
最終回を飾るのは、「神原神社古墳」です!先日の、加茂岩倉遺跡の近く、赤川沿いにある前期古墳で昭和47年に発掘調査が行われたそうです。
しかし出雲の神社には、大社以外のお社にも立派なしめ縄が飾られているんですねえ・・。
現在は、神原神社の境内に移築されているとのことで、神社に隣接して大きな屋根に覆われた一帯がありました・・。まるで相撲の土俵かなにかのように見えました・・。
古墳の説明書きがありましたが、時は二月、雪に覆われています
その真ん中に、ドーン!と竪穴式石槨が再現されております・・!これまでいくつか見て来た古墳とはまた違って、一枚一枚に石を積み重ねて石室が造られていますね・・。これまで見た石室は皆、現代のバスタブみたいなカタチをしていて、エジプトのミイラ等を連想するものでしたが、これはいかにも古代的なイメージで、私には却ってリアリティがありました・・。
薄い瓦状の石が、幾重にも重ねられています
古墳には各種の鉄武器、農工具等が副葬されていたようです。赤色顔料の附着した土師器の壺等も出土しているそうでして、これは水銀?でしょうか・・?
そして特筆すべきはこの、「三角縁神獣鏡」の出土です。中国製の青銅鏡で、かの卑弥呼が魏王より賜った銅鏡、そのひとつではないか?とされているようです・・。景初三年銘の鏡は、大阪の黄金塚古墳の出土品に次ぐ、全国で二枚目の発見だったそうです
あっ、ここは雲南市になるのですね・・。ついつい「出雲」でひとくくりにしてしまっておりましたが、加茂岩倉遺跡も雲南市なのですね・・。
もちろん、今の市町村の区切りと、古代のくくりとはまるで別モノでしょうけど、「生きている出雲王朝」ではありませんが、実は「連綿と続いていた」何か、があったとしても、それもまた歴史の一端のひとつだったりするのが、歴史ミステリーも面白さのひとつですけどね・・・。
いやしかし、堪能しました・・!笑
今年は例年の「龍馬をゆく」から離れて、幕末から離れ最近めっきり興味を覚えてしまった古代史、出雲古代史浪漫をゆく旅、をして参りましたが、面白かったですねー!古代史に触れて、ますます謎が深まった気分です・・、が、これこそがまた魅力!笑
出雲の古代王朝に触れて、今までまるで認識の無かった奈良にも興味を覚えました!ぜひとも、近畿在住のうちに奈良の古代史巡りにも出掛けてみたいですね!
今回の旅でお世話になりました出雲の皆さま、本当にありがとうごいました!おかげ様でめちゃ楽しかったです(^^)
ここまでお付き合い、ありがとうございました~