大隈重信誕生地の大きな碑が建っていました
「史跡 大隈重信旧宅」。一見してとてもキレイな印象です。相当手入が入っているんでしょう、整然としています
室内の様子です。手入れが行き届いているせいか、もうひとつリアリティを感じない気もします・・
この日は「5の付く日」ではありませんでしたが、他にお客さんもいなかったこともあってでしょう、特別に二階(屋根裏部屋?)も見せていただけることに。
急なはしご状の階段をあがると、まるで隠し部屋のような二階の部屋がありました
ちょっと鞆の浦の「桝屋」を連想してしまいました・・。「屋根裏部屋」も幕末に欠かせないもののひとつですね(笑)
梁は当時のものが残っているとお聞きしました
そしてこちらがかつての大隈重信先生が勉学に励んだ「部屋」。
机の前には一か所、柱の端が飛び出している場所があり、大隈先生は勉強中に眠気をもよおすとこの柱に頭をぶつけて目を覚ました、そうです。なんでも、ここを訪れた方はこの柱に頭をぶつけるのだそうで、私もせっかくですので先生にあやかり頭をぶつけさせていただきました(笑)。これで少しは自分の頭もマシになれば言う事無いのですが・・・(苦笑)
外に出て、茅ぶき屋根の舌の部分の瓦屋根は当時のものだそうで
あっ・・、あそこがさっきの中二階の「隠し部屋」ですね
この時も修復工事の最中であったようです。非常に綺麗な「旧宅」を、非常に綺麗な職員の方がご案内くださいました。
「大隈記念館」の休憩スペースにも、前出の勉強部屋の柱の出っ張りの件、解説されていました。お母様の配慮であった、とのことです。