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「万延元年遣米使節記念碑」@東京2016

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2014年龍馬をゆく~東京編でもUPした「ペルリ提督の像」。「幕末」の項にも再載させていただきます。
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今回は「万延元年遣米使節記念碑」です。万延元年(1860)、日米修好通商条約締結の批准書の交換をワシントンで行う為、ここ竹芝からポーハタン号に乗船した遣米使節団が出港しました。この遣米では小栗忠順がもうひとつの重要な役割、通貨の交換比率交渉を行ったことが有名で、幕末において外せない重要事項であったと考えられますが、我々幕末ファンの間ではもう一隻、ポーハタン号の護衛船として勝海舟らが乗船しアメリカへ渡った咸臨丸がメジャーどころです。勝海舟をはじめ、ジョン万次郎福沢諭吉などが乗船しました。
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ちなみに、日米修好通商条約締結の交渉を行った岩瀬忠震は、いわゆる「安政の大獄」によって左遷されてしまいました。この安政の大獄と言われる一連の事象の裏に、ある意味では幕末の行程が敷き詰められているように思われ、幕末と言われる時代において超重要事項であると感じます。


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