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「横井小楠先生寄留宅跡」碑@龍馬をゆく2014

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文久3年5月に福井を訪れた龍馬は、この時横井小楠、三岡八郎と酒を酌み交わしたと言われています。その横井小楠が住んでいた場所が足羽川のほとりにありました。
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福井城から徒歩約10分ほど、幸橋に到着です。
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堤防沿いに「日下部太郎、グリフィスの像」がありました。日下部太郎は福井藩で初めて幕末にアメリカに留学した人物で、グリフィスは大学での日下部の先輩にあたります。グリフィスはこの日本人の勤勉さに感銘を受け日本に興味を持つに至り、明治に入ってから福井に招かれ理化学の教師として活躍した人物です。こうした話を聞くと、私的には高田屋嘉兵衛に感銘を受け、来日したロシアのニコライを連想してしまいました。話が逸れましたが、この像の背中側のお宅の前に碑があります。
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横井小楠先生寄留宅跡」碑。春嶽に請われ福井藩で政治顧問を務め重商主義的な富国強兵策を提唱、福井の特産物を長崎から輸出することを提案するなど、恐らく龍馬は話を聞いて相当「激しく同意」したのではないかと想像します。まさに現代の我々の感覚を当時持っていたわけですから、時代がついてくるのが遅かったというか、早い時代に生まれてしまったというか、周りを見渡して本人的にはそんな感覚も持ったのではないか、と思ってしまいます。めちゃくちゃ話がわかるお方がここにおるぜよ!と、龍馬は思ったことでしょう。


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